商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1994/07/15 |
JAN | 9784062069021 |
- 書籍
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照柿
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照柿
¥2,200
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商品レビュー
3.6
64件のお客様レビュー
寝苦しい夜に読む一冊
脳裏に浮かぶのは照柿の色。全編を通じて、熱を感じさせる作品である。極限状態に追い込まれた3人の男女。情念がねっとりと絡み合いもつれあい、ひとを呑みこんでいく……。蒸し暑く寝苦しい夜に読む本としてお薦め。
TKS
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高村薫では、これが一番の名作と思う。 ヘンな人の度合いが最も小さい。 野田達夫や合田雄一郎の暴走への道のりも、素直に納得させられる。 佐野美保子ですらわからなくもない、ある意味魅力的に映る
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久々に長編小説を読みましたよぉ。 読んだのは"高村薫"の『照柿』です。 クリックすると元のサイズで表示します 少し前に本を読みたい欲求が強まっていた時期があり、その時、古本屋の100円コーナーでみつけて購入したものです。 --------帯コピー------...
久々に長編小説を読みましたよぉ。 読んだのは"高村薫"の『照柿』です。 クリックすると元のサイズで表示します 少し前に本を読みたい欲求が強まっていた時期があり、その時、古本屋の100円コーナーでみつけて購入したものです。 --------帯コピー-------- 「野田達夫、35歳。17年働き続けてきた平凡な人生に、何が起こったのか。 達夫と逢引する女、佐野美保子はほんとうに亭主を刺したのか。 美保子と出会った瞬間、一目惚れの地獄に落ちた刑事合田雄一郎はあてもなく街へさまよい出る。 照柿の色に染まった、男二人と女一人の魂の炉。」 ----------------------- うーーーん、なかなか読む気をそそるコピーですよねぇ・・・ コピーと"高村薫"のイメージから、てっきりミステリー小説だと思い込んで読み始めたのですが、、、 事件や謎解きがありミステリーの要素もあるにはあるのですが、"合田雄一郎"と"野田達夫"の心の描写が中心でミステリーではなくヒューマンドラマでしたね。 それでも、読んでるうちにグイグイっと惹きつけられていって、500ページの内容を2週間程で読み切りました。 これだけのボリュームの物語を途中で飽きずに、こんなハイペースで読み続けたのって10数年振りなんじゃないかなぁ・・・ 久し振りに読書の醍醐味を味わうことができた作品です。 "高村薫"の他の小説も読みたくなりました。
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