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ヴェトナム 「豊かさ」への夜明け 岩波新書344
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
| 発売年月日 | 2005/09/24 |
| JAN | 9784004303442 |
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ヴェトナム
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商品レビュー
3.5
7件のお客様レビュー
隣国・中国やカンボジ…
隣国・中国やカンボジアとの関係、多様な民族、ベトナム戦争を経てドイモイ政策に至るまでの展開など、ベトナムを理解するための手助けとなる1冊。10年前に出版されたこの本を読むと、現在ベトナム経済がいかに急速な発展を遂げているかを実感させられます。
文庫OFF
ベトナム(表題はヴェトナムだが、私はこちらの方が言い易い)と言えば世界的な米の産地であり、世界輸出量では確かタイに次ぐ2番手、3番手の位置にあったと記憶する。仕事の都合でベトナム人と会話する事もあるが、流暢に日本語を操りながらも、何処か軽い口調に聴こえてしまうくらい、甲高い声の人...
ベトナム(表題はヴェトナムだが、私はこちらの方が言い易い)と言えば世界的な米の産地であり、世界輸出量では確かタイに次ぐ2番手、3番手の位置にあったと記憶する。仕事の都合でベトナム人と会話する事もあるが、流暢に日本語を操りながらも、何処か軽い口調に聴こえてしまうくらい、甲高い声の人が多い様に感じる。彼らの話す言葉の影響だろうか、軽やかに捲し立てる様に早口で喋るのは、どのベトナム人にも共通している。ベトナムといえば米やカシューナッツ、エビなどの農産物、海産物が豊富なだけでなく、風光明媚な景勝地やビーチ、戦争遺産など観光でも人気の国である。私も何度か訪れたことはあるが、かつての宗主国フランスの影響を残したお洒落なカフェや街並みが素敵な国だ。だが、その様な今となっては発展した街並みも、かつては数々の戦乱の上に成り立ってきた事を忘れてはならない。太平洋戦争に於ける日本のインドシナ半島侵略や、アメリカとソ連の代理戦争となったベトナム戦争、ベトナムによるカンボジア侵攻、それを契機に発生した隣国中国との中越戦争など、国民は長い間、戦争の中に生活をしてきた。特に全土を戦火に見舞われたベトナム戦争は、枯葉剤の散布や空爆を中心としたアメリカによる数々の暴挙により、戦中のみならず、戦後に至っても生まれてくる子供達にまで傷跡を残す事になる。正直なところ、私も幼い頃に見たベトちゃんドクちゃんの姿は、戦争の悲惨さを感じるだけで無く、人間がここまでやるのかという恐怖の方が大きかった。様々な映画や書籍で見たベトナム戦争の姿は自身の戦争感の様なものに大きく影響してきたのは間違いない。 本書はその様な戦乱と共に歴史を刻んできたベトナムがその後どの様な発展の道を歩んできたか、彼らの生活や考え方の変化など現地に数年間滞在した筆者が目にしたベトナムを書き記している。本書が書かれたのは、1990年台だから出てくる数字や政治体制の話など、若干古さは感じるものの、現在のベトナムの発展した姿を知る人間から見た時、その対比がベトナム人の努力の大きさを物語っている事を実感させてくれる一冊になる。また、研究論文的な難しい表現でない点は、そこに住んで見てきた筆者と同じ様な生活を送っている疑似体験に近い感覚を与えてくれる。そこには我々日本人がかつて体験してきた普通の暮らしがあり、混乱した政治に振り回されながらも強く生きてきた国民の強さを大いに感じることができる。 私がかつて同国を訪れた際は、既に21世紀に入った後だったからか、思い描いていたベトナムよりも随分と発展していると感じた事を覚えている。何となく広い水田に未舗装の道路、水牛を連れて歩く裸足の農夫、アオザイを身に纏い埃に塗れた道を仲良く歩く女学生を思い描いていたのに、実際はバイクと車が所狭しと行き交う「現代風の」都市であったことは、自分の無知を思い知らされた出来事だった。勿論車を数十分走らせれば、東南アジア独特の背の低い木々に囲まれた田舎に辿り着くのだが。本書記載時は人口は6000万人、今では1億人を超えており、ベトナム戦争からの脅威的な復興とその後の農業、工業の発展がものすごいスピードで行われ、人口比率は若年層が厚く、今もなお世界有数のポテンシャルを持つ国としての地位は変わらない。それらは、ベトナムを成長させてきたドイモイ(刷新)政策の凄さに加え、幾度の戦争から立ち上がってきたベトナム人の不屈の強さにある事を窺わせる。 本書からそうした歴史を学び、今のベトナムを訪れてみれば、またこれまでとは違った見方で同国を楽しめるのではないか。本書を読みながら、あの暑苦しい熱帯特有の気候と、ネオンに輝く夜の街を思い出しながら、再び訪れる日を待ち遠しく想う。
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続編よりもこちらのほうが読みやすい。16年前に出版されたものであるが、日常のことや歴史のことがわかりやすいかたちで書いてある。ガイドブックにもなる。
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