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ああ無情 子どものための世界文学の森22
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ああ無情 子どものための世界文学の森22

ヴィクトル・ユーゴー(著者), 菊池章一(訳者)

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ああ無情 子どものための世界文学の森22

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1994/03/23
JAN 9784082740221

ああ無情

¥935

商品レビュー

2

4件のお客様レビュー

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2024/07/05

子供の頃に読んだ本。あれから十数年たった今もこの翻訳に対しては新鮮な怒りを覚える。というのも、ラストシーンを訳していないから。 「それは、あなたがたがもっと大きくなって、この物語の原作をほんやくで、あるいは原文のフランス語で、はじめから全部読んで、自分でたしかめてください。」 ...

子供の頃に読んだ本。あれから十数年たった今もこの翻訳に対しては新鮮な怒りを覚える。というのも、ラストシーンを訳していないから。 「それは、あなたがたがもっと大きくなって、この物語の原作をほんやくで、あるいは原文のフランス語で、はじめから全部読んで、自分でたしかめてください。」 で締めている。 そもそも本というのは読みたいと興味を持って本を開いた時が一番の読みどきであり、それを逃すと次にいつ興味を持つか分からない。それなのにお話に惹かれて勢いに乗って読み、いよいよ終わるというところでこのぶつ切り方。 そもそも、「ああ無情」という物語を、きちんと原作者の書いた物語の意図を拾いつつ子供向けに最後まで翻訳する気がないのなら、それを「ああ無情」というタイトルでやらないでほしい。名作のタイトルをつけてる以上、読者はその物語が読めると信頼して本を手に取っているはずなんですけどね。 こんな終わりにするんなら「ああ無情〜菊池章一・編 イントロダクション〜」とでもタイトルをつけておけよと。翻訳者の主張が激しすぎて、原作で描かれていた物語を歪めている翻訳書は概してクソ。 読者に対しても、原作の「ああ無情」という物語に対しても失礼すぎる。児童向けの本だからといって読者を馬鹿にしすぎでは?子供には理解できないエンドだとでも思ったんだろうか?子供の頃に、子供向けの本で文学作品を読んだとして、それがちゃんと心に残る名作なら、大人になってから詳細な翻訳を読んでみようと自分で自然に思うようになるものですよ。でもこの翻訳を読んだ時には、「ああ無情」の物語の中で描かれたキャラクターの人生や葛藤の余韻全て、このクソみたいな終わり方への怒りで塗りつぶされてしまい残念だった。 子供の頃に感じた憤りは間違っていないと思うし、大人になって今でもこの本のことはかなり嫌いだ。

Posted by ブクログ

2016/06/29

私はこのお話は何か大切なことを教えてくれているような気がします。ジャン・バルジャンは脱獄囚でしたが、その後、やさしい心が生まれ、周りの人々などに親切にしてきました。最後、ジャン・バルジャンが息をひきとろうとした時、心がキュッとひきしまって悲しくなりました。

Posted by ブクログ

2016/04/07

4-08-274022-8 142p 1994・3・23 1刷 ○訳者が最後に書いてますが 肝心な部分が最後、抜けてます それは自分で確かめて下さいとあります

Posted by ブクログ

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