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間違いだらけの物理概念 パリティブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 丸善 |
発売年月日 | 1993/12/25 |
JAN | 9784621039045 |
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間違いだらけの物理概念
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間違いだらけの物理概念
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
学生時代に買った本だが、もう一度読み直してみた。最近ニュートリノの速度が光速を越えるという実験結果が発表され、相対論が破綻するなどと騒がれたが、物理の色々な概念が一人歩きしている現状で、きちんと考え直すのも必要な事だと思う。 本書は9つのテーマから構成されており、どれも魅力的な内...
学生時代に買った本だが、もう一度読み直してみた。最近ニュートリノの速度が光速を越えるという実験結果が発表され、相対論が破綻するなどと騒がれたが、物理の色々な概念が一人歩きしている現状で、きちんと考え直すのも必要な事だと思う。 本書は9つのテーマから構成されており、どれも魅力的な内容だったが、最初に読んだ時に特に印象に残ったのは、単位系の話と相対論における質量概念である。単位とは人間の都合で導入した物で、単位を変えたからと言って、物理現象を表す方程式が変化するわけではない。また、質量という概念は一つだけであって座標変換によって変化するのではないと言う所は自分でも誤解していた部分であったので、読んだ後に非常にすっきり理解出来たように思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
間違いだというからには、正解と間違いとの関係の説明があると嬉しいかもしれない。 最初の事例は、羽根車は何故回るである。 衝撃力と熱作用について論じている。 いくつかの疑問が起きる。 分子の衝撃力は熱作用としてしか測定できないのではないだろうか。 熱作用と分子の衝撃力との関係を式で表すとどうなるのか。 「ラジオメーター効果」とはどういうものなのか。 それらの説明が詳細になくて、衝撃力ではなく熱作用だと覚えても、 間違いが改まったことにはならないのではないだろうか。 単なる読み物としては面白くても、素人には式の展開がわからなければ、 付録ででもつけてもらえればよいのではないだろうか。 項目によっては、まめに式の展開をされているものもあるので、 科学に興味のある人が読むのには適していると思われます。
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