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信仰の王権 聖徳太子 太子像をよみとく 中公新書1165
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信仰の王権 聖徳太子 太子像をよみとく 中公新書1165

武田佐知子【著】

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信仰の王権 聖徳太子 太子像をよみとく 中公新書1165

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1993/12/20
JAN 9784121011657

信仰の王権 聖徳太子

¥770

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2023/08/02

「唐本御影」を中心に、聖徳太子にまつわる肖像画や彫刻の来歴をたどることで、聖徳太子像の変遷の一端を解明している本です。 かつて紙幣の肖像としてつかわれていた、聖徳太子の「唐本御影」は、現在にいたるまで太子本人の肖像ではないという疑惑が向けられてきました。そのなかで著者は、今枝愛...

「唐本御影」を中心に、聖徳太子にまつわる肖像画や彫刻の来歴をたどることで、聖徳太子像の変遷の一端を解明している本です。 かつて紙幣の肖像としてつかわれていた、聖徳太子の「唐本御影」は、現在にいたるまで太子本人の肖像ではないという疑惑が向けられてきました。そのなかで著者は、今枝愛真の主張を検討し、その論駁をおこなっています。 また著者は、太子をモデルとしてつくられたとされる夢殿救世観音像についても考察しており、それが秘仏とされるにいたった経緯を明らかにしています。さらに聖徳太子が俗形で表現されるようになったことが、その後の歴史のなかで仏法と王法をめぐる考えと結びついていったことをとりあげ、山岸凉子によるマンガ『日出処の天子』にも言及して、その聖徳太子のイメージの変遷過程が論じられています。 聖徳太子の実像については、大山誠一による実在を否定する議論をはじめ、さまざまな論者たちが考察を展開しています。これに対して著者は、「太子のベールをはがし、虚像をこわしていくことよりも、長い年月を経てつくり上げられてきた太子像、幾度も塗り重ねられて肥大化し、さらにあらたな解釈のもとでつくり変えられてきた太子像のほうに興味を持つようになった」と述べています。こうした関心のもとで、絵画や彫刻によって表現された聖徳太子の、とりわけ衣服や髪形などに目を向け、歴史的に形成されてきた太子のイメージを解明することが、本書のねらいとされています。

Posted by ブクログ

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