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ゴードン・スミスのニッポン仰天日記
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ゴードン・スミスのニッポン仰天日記

リチャード・ゴードンスミス【著】, 荒俣宏, 大橋悦子【訳】

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ゴードン・スミスのニッポン仰天日記

4,059

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1993/06/20
JAN 9784093870481

ゴードン・スミスのニッポン仰天日記

¥4,059

商品レビュー

3.2

8件のお客様レビュー

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2021/09/12

何と摩訶不思議な本。これを発見発刊した荒俣宏氏は、凄い。しかもしっかりしたカラーがさえる印刷。紙も上質。相当気合の入った本。しかも面白可笑しく飽きさせないよう書いてある。ありがたい事です。

Posted by ブクログ

2020/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あの「荒俣宏」翻訳、解説となれば、一層興味が上がる。 時代は明治後期。 離婚問題の複雑さに嫌気がさし、イギリスからいわば逃げてオリエントの神秘的な旅情に、冒険に恋い焦がれ やってきたのが、遺産で暮らせる身分の著者、 ゴードン・スミス。 何よりも猟が大好きで、珍しい動物や、魚類に目がない。 革で装丁した分厚い8巻からなる日記。 そこには、自ら撮った写真もあるが、 日本で買った彩色の絵葉書。 売れない日本画家を使って描いた 生物、生活風景、祭りなどなど。 大英博物館から、日本での哺乳類捕獲を依頼されるが、 実質ボランティアに近い。 帰国の際、国から旭日勲章を受賞している。 暮らしていくうちに、地元の警察とも情報を得られる立場になり、猟をするときも、地方に見聞を広めにいく時も、届けを出し、その土地の知事たちとも親交を深める。 何よりも、学者でもなく、商人でもないイギリス人が描いた克明な当時の日本の印象、知識、情報が素晴らしい。 日本人にも友人ができ、その子供らとも親しく付き合う情景は、なかなかの好人物と言える。 文章だけでなく、多数ある絵、写真、などの差し込み情報が多いのが楽しさを増す。

Posted by ブクログ

2019/10/22

明治末期の日本で、大英博物館のための収集を行ったゴードン・スミスの、スクラップ付き絵日記。 1980年代に入って、TVディレクターの目に触れたことが公開のきっかけなんですが、偽書と思われたこともあったそうで、その辺の経緯は日本語版の出版直後に荒俣宏氏が語っていました。 厖大な収蔵...

明治末期の日本で、大英博物館のための収集を行ったゴードン・スミスの、スクラップ付き絵日記。 1980年代に入って、TVディレクターの目に触れたことが公開のきっかけなんですが、偽書と思われたこともあったそうで、その辺の経緯は日本語版の出版直後に荒俣宏氏が語っていました。 厖大な収蔵品をピックアップして出版できる形のまとめるのも、それをさらに精選して日本語版を編集するのも、「古い間脳の一部に好奇心の電磁波がピリピリと走る」作業だったようです。   ゴードン・スミスは、博物標本の収集はしたけれど博物学者でもお雇い外国人でもなく、裕福で狩猟好きな好事家。市井の外国人と呼んでしまうと少し違うかも知れませんが、特に大きな功績があった方ではなく、一外国人がどのように日本滞在を楽しんだのか、私人の日記として、興味深く読みました。   記録のために絵師を傭ったとのことで、レベルの高い絵日記と言うか、1900年前後のヨーロッパ人が興味を持った日本が、豊富な写真と画像で紹介される。見ているのは懐かしい日本でもあり見知らぬ日本でもあるという二重性が、不思議なトリップ感をもたらします。   冒頭は上陸第一日目、明治31年(1896)のクリスマスイブ、「十二月二十四日 土曜日 しののめ、ナガサキ・ハーバーについた。とうとうニッポンだ。この国を見ずに死ねるか、と思ってたら、願いがかなった」で始まるの一文は、荒俣宏さんの翻訳も楽しげです。

Posted by ブクログ

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