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「追究の鬼」を育てる指導技術 「追究の鬼」を育てるシリーズ3
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 明治図書出版/ |
発売年月日 | 1993/07/21 |
JAN | 9784182921001 |
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「追究の鬼」を育てる指導技術
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「追究の鬼」を育てる指導技術
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本書はその名にある通り、指導技術のオンパレードである。学級経営・学習指導・教材開発等について「技術」という視点で、具体的述べられている。読み手が、自身の授業や学級づくりのなかで欠けている技術を確認することができたり、そこから教師力を磨いたりしていくことができるだろう。 ① 「...
本書はその名にある通り、指導技術のオンパレードである。学級経営・学習指導・教材開発等について「技術」という視点で、具体的述べられている。読み手が、自身の授業や学級づくりのなかで欠けている技術を確認することができたり、そこから教師力を磨いたりしていくことができるだろう。 ① 「下じき」をもって見る 授業を高める上で効果的なものは、レベルの高い授業と自身の授業とを比べて見ることである。しかし、これは一過性にすぎず、日々確認していくことは難しい。そこで、授業を見るための「上級な下じき」をもっていることをおすすめする。有田先生が、実践を通してつかんだ「上級の下じき」は、次のものである。 ≪発言の仕方≫ ・Aタイプ…❶既有の知識や経験から⇒❷わたしはこう 思う ・Bタイプ…❶『○○』という本の、❷△ページに、 ❸××ということを書いている。 ⇒❹それで、わたしはこう考える。 ・Cタイプ…❶Aさんが、こういった。Bくんが、こう いった。Cさんが、こういった。 ⇒❷これをつなげて考えてみると「○○ということが いえると思う」 このような≪発言の仕方≫の「下じき」をもって、自他の授業を見るのである。不備・不足・不十分なところが見つかるだろう。それを磨くことこそ、己の教師力を高める近道である。 ② 「発問」は、人間性の発露 ・子どもが熱中する発問…数を問う。大きなものを問う。大量なものを問う。季節を問う。方位を問う。おかしいところを探させる問い。 ・ゆさぶり発問は、子どもの実態把握(理解のあいまいなところをつく)から、生みだされる ・発問づくりには、教材研究がいちばん大切…内容がつかめたときには、発問は自然に出てくる。 ・とっさの反応の仕方で、その人の実力が決まる…【発問は人間性の発露】 ③ とっておきの技術 1.学年主任の技術…それぞれの教師が、その持ち味を発揮できる場を作る。「自分は未熟だ」と思うところに、進歩がある。一人でやるより、分担してやり、協力関係をつくる。メンバーに遠慮なく言ってもらうようにする。「4人で4学級を担任している」という考えで行う。 2.「いじめ」の芽を見つける技術…「いじめ」が分からないのは、人間関係が陰湿で、表面に出せない雰囲気があるから⇒何でも話せる雰囲気のある学級づくり 「いじめ」は教師から「見られていない」「見離されている」「嫌われている」といった思い込みから起こることが多い⇒「先生はいつもどこからか、自分たちを見てくれている」…褒める 何でも聞いてやる⇒先生は何でも聞いてくれる。 「わたしの悩み」を学期に一回ぐらい書かせる。 3.学習意欲を高める評価の技術…「(追究の)鬼」になった子に「鬼」の賞を与えるより「もう少しで鬼になる」子に「君には鬼の資格がある」と褒め、鬼の称号を与えるとぐっと成長することがある。
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