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私の万葉集(1) 講談社現代新書1170
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1993/10/20 |
JAN | 9784061491700 |
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私の万葉集(1)
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3件のお客様レビュー
万葉集の中に、沙弥満誓(さみまんせい)の歌として、 世間(よのなか)を何に譬(たと)へむ朝(あさ)開(びら)き 漕(こ)ぎ去(い)にし舟の跡(あと)なきごとし という歌がありますが、その後この歌は第三の勅撰集「拾遺集」に 世間を何に譬へむ朝ぼらけ 漕ぎ行く舟の跡...
万葉集の中に、沙弥満誓(さみまんせい)の歌として、 世間(よのなか)を何に譬(たと)へむ朝(あさ)開(びら)き 漕(こ)ぎ去(い)にし舟の跡(あと)なきごとし という歌がありますが、その後この歌は第三の勅撰集「拾遺集」に 世間を何に譬へむ朝ぼらけ 漕ぎ行く舟の跡の白波 と載せられています。しかしながら、この歌は後世多大な影響を及ぼし、 恵心僧都源信、方丈記の鴨長明、そして松尾芭蕉などが引用しています。 これは、「漕ぎ行く舟の跡の白波」という無常観が下の句にあるためだろと 大岡信氏は「私の万葉集」の中で述べられいます。 舟(人)の過ぎ去った跡は他の波によって打ち消され跡形ない。 鏡のような静かな湖面では暫くは残るでしょうが、 荒波たつ世間ではたちどころに消えてしまうでしょう これが世の中、世間なのでしょうか しかしながら、これを書きとめた沙弥満誓という人の 人物像は詳しくはわからないけど、名前だけは残っています。 いや、こう申し上げた方がより正かもしれません、 良い作品はその人の個性を離れて生き続けると。
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改元2カ月前に偶然買った万葉集鑑賞本全4巻のうちの第1巻。 歌と解説・背景説明などが、難し過ぎず易し過ぎず、多過ぎず少な過ぎず、気楽に読了。 いよいよ次巻には『初春の令月にして、気淑く風和らぐ』が登場。
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[ 内容 ] 古代日本最初の歌集に収められた四千五百首余りのなかから、現代詩人の心が選りすぐる秀歌の数々。 巻一から巻四までの鑑賞と読解。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ...
[ 内容 ] 古代日本最初の歌集に収められた四千五百首余りのなかから、現代詩人の心が選りすぐる秀歌の数々。 巻一から巻四までの鑑賞と読解。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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