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黄金仮面 創元推理文庫現代日本推理小説叢書
792円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社/ |
発売年月日 | 1993/09/30 |
JAN | 9784488401078 |
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黄金仮面
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黄金仮面
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商品レビュー
4.2
10件のお客様レビュー
有名な黄金仮面が登場…
有名な黄金仮面が登場する作品。怪奇性は薄く、当時のモダンな雰囲気を楽しめます。
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氏の名探偵明智小五郎もの。 子供の頃夢中になって読んだという人は多いと思います。 読んでいなかった私は、食わず嫌いではいけないと思い、三島由紀夫氏が戯曲化し、舞台・映画になっているので面白いだろうとまず、「黒蜥蜴」を読んでみたのです。 正直、好きになりまししたね。 書き出しが...
氏の名探偵明智小五郎もの。 子供の頃夢中になって読んだという人は多いと思います。 読んでいなかった私は、食わず嫌いではいけないと思い、三島由紀夫氏が戯曲化し、舞台・映画になっているので面白いだろうとまず、「黒蜥蜴」を読んでみたのです。 正直、好きになりまししたね。 書き出しがすごくいい。 おどろおどろしいのが何ともいえずいい。 怪しい、妖し~い雰囲気がかもしだされ、次、次と読みたくなるのです。 だいたい創元推理文庫のカバーがいけない。 背のところの写真が、全巻揃えると一幅の絵になる。 マニアっぽい人は集めたくなる。 でもって、 「孤島の鬼」「D坂の殺人事件」「蜘蛛男」「魔術師」「黒蜥蜴」「吸血鬼」「黄金仮面」 となったのです。 「黄金仮面」の導入部もやはり、印象深い。 「この世には五十年に一度、あるいは百年に一度、天変地異とか、大流行病などと同じに、非常な奇怪事が、どんな悪夢よりも、どんな小説家の空想よりも、もっととほうもないことが、ヒョイとおこることがあるものだ。 人間社会という一匹の巨大な生き物が、何か得体の知れぬ奇病にとりつかれ、ちょっとのあいだ、気が変になるのかもしれない。」 これって、今に通じませんか。「黄金仮面」という仮面をかぶってもさえもない奴らの、びっくりするようなおぞましき所業の数々。 ええ、ええ、江戸川乱歩氏の小説にはまっているほうが、現実の新聞マスコミ沙汰より、牧歌的でありましょう、と浸っているとのであります。
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帝都に現れし黄金仮面と稀代の名探偵の対決を描いた娯楽活劇。発表されたのが怪人二十面相の7年前という事で後の少年探偵団へと繋がる路線の原型ともいえる。 時代がかったトリックな面はあるが大物すぎるラスボス設定など読者を楽しませようとする姿勢が良い。
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