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少女ソフィアの夏
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少女ソフィアの夏

トーベ・ヤンソン(著者), 渡部翠(訳者)

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少女ソフィアの夏

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1993/11/15
JAN 9784062066914

少女ソフィアの夏

¥1,760

商品レビュー

4.6

20件のお客様レビュー

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2026/05/09

「人生の扉を開けたばかりの少女ソフィアと、人生の出口にたたずむ祖母」という作品紹介から想像していたのはしっとりした雰囲気だったけれど、思っていたよりからっとしていた。たぶんそれはおばあさんと孫が対等な関係だからなのだろう。予想外の展開をすることも多く、驚きながら楽しめた。植物の固...

「人生の扉を開けたばかりの少女ソフィアと、人生の出口にたたずむ祖母」という作品紹介から想像していたのはしっとりした雰囲気だったけれど、思っていたよりからっとしていた。たぶんそれはおばあさんと孫が対等な関係だからなのだろう。予想外の展開をすることも多く、驚きながら楽しめた。植物の固有名詞が多く書かれていて、美しいだけではなく厳しさもある自然の描写も良かった。

Posted by ブクログ

2025/05/19

少女と老婆が寄り添いぶつかり合い、人間も自然も同じくらい無秩序というふうに感じられる点が爽やかだった

Posted by ブクログ

2024/08/04

決して子どもの“ための”本ではない。では大人向け?いや、誰かのためにとか、誰かに向けてといったものとは少し違った空気を本書からは感じる。  “『Summarboken』(原題ー夏の本ー)は、わたしの書いたもののなかで、もっとも美しい作品なのよ”とは、トーベ・ヤンソン自身の言葉だ...

決して子どもの“ための”本ではない。では大人向け?いや、誰かのためにとか、誰かに向けてといったものとは少し違った空気を本書からは感じる。  “『Summarboken』(原題ー夏の本ー)は、わたしの書いたもののなかで、もっとも美しい作品なのよ”とは、トーベ・ヤンソン自身の言葉だ。 この美しさは、もちろん母シグネ“ハム”と姪ソフィアという身近な二人をモデルとした、おばあさんと孫の愛情のこもった軽妙なやりとりの魅力にあるだろうし、雄大かつ細やかな夏の島暮らしの自然描写にもあるだろう。 だが、この透き通るような美しさの中心にあるのは、おばあさんの存在の美しさだ。 素直ともひねくれているともいえるし、情愛深くも短気で頑固でもある。 おばあさんは、自由で自分の流儀で生きる人だ。 自由に心地よく生きるためには、互いを尊重して過度な干渉は慎む。そのためには孤独を引き受ける覚悟を持つ。 このスタンスが、トーベ・ヤンソンの本における基調となる。 『おとなりさん』で、自然の中で孤独に過ごすことの素晴らしさを礼賛する隣の島に別荘を建てた男に対しておばあさんは言う。  “でもね、難しいかもしれないけれど、大勢の中でだって孤独にはなれますでしょう” おばあさんは、おとなりさんとの出会いについて想いを馳せる。  “相手の考えを理解しようとしたのだが、分かるまでには時間がかかるに違いない。ものごとが分かったときには往々にして既に手遅れで、分かったところで、これまでのやり方を捨てて一からやり直そうたって、そんな元気もないし、そのうち、そんなことは忘れてしまって、忘れてしまったことさえ気づかずに過ぎていってしまうものなのだ。” この達観ぶりはなかなかなもの。美しい、とやはり思わせる。

Posted by ブクログ

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