商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1992/07/10 |
JAN | 9784167298104 |
- 書籍
- 文庫
生き残った人びと(下)
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生き残った人びと(下)
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・広島で被爆した後アメリカに渡った人びとについて書いた本。 ・広島がアメリカへの移民が盛んな県だったとは初めて知った。子女に日本の教育を受けさせようと一時日本へ預けたりして、不幸にも被爆したケースが多い。 ・それぞれの人生そのものが波乱に満ちていて(渡米しているのだから当たり前)...
・広島で被爆した後アメリカに渡った人びとについて書いた本。 ・広島がアメリカへの移民が盛んな県だったとは初めて知った。子女に日本の教育を受けさせようと一時日本へ預けたりして、不幸にも被爆したケースが多い。 ・それぞれの人生そのものが波乱に満ちていて(渡米しているのだから当たり前)、一冊の本になりそう。 ・思った以上に日系一世や二世は日本人の妻を迎えたがるものなのですね。日本を出てアメリカで一旗揚げようという面とは全く逆のこの心理が面白い。 ・原爆を受けた被害者国である日本が被爆者の補償を全て請け負っているのに対して、アメリカの対照的な姿勢が印象深い。それは原爆を否定する事に繋がるから、アメリカのアイデンティティの否定にもなっちゃうわけだよね。 ・こういう方達がいて、補償を満足に受けられない状態があるのは良くわかったし、不幸な事でもある。でも被爆した後国を出た事が原因で、日本が行っている補償を受けづらいというのは全く仕方のない話ではないのか、とも思える。渡航費用の問題というのも何となくしっくり来ない。酷な見方か。 ・原爆ってのは本当に恐ろしい。このありきたりの感想が本音です。
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