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晩課 87分署シリーズ ハヤカワ・ミステリ1581
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1992/02/29 |
| JAN | 9784150015817 |
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晩課
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
アメリカの作家エド・マクベインの長篇ミステリ作品『晩課 87分署シリーズ(原題:Vespers)』を読みました。 『ララバイ 87分署シリーズ』に続き、エド・マクベインの作品です。 -----story------------- おだやかな春の、マイケル神父は教会の中庭にひざま...
アメリカの作家エド・マクベインの長篇ミステリ作品『晩課 87分署シリーズ(原題:Vespers)』を読みました。 『ララバイ 87分署シリーズ』に続き、エド・マクベインの作品です。 -----story------------- おだやかな春の、マイケル神父は教会の中庭にひざまずき、ひとり静かに祈りを捧げていた。 その行ないを中断させたものは、神父の背中に突き立てられたナイフだった。 野獣のような怒りのみなぎる鋼が、幾度となく神父の肉体にすいこまれる。 やがて庭は完全な闇につつまれた。 殺されたマイケル神父は、最近たてつづけに暴力的な事件にまきこまれていた。 説教の内容に腹に立てた教区民からは迫状まがいの手紙を送りつけられ、事件の数週週間まえには、血まみれで教会にとびんできた黒人少年を守るため、バットを手にした教区内の白人に若者たちとやりあっていた。 さらに神父は、近所でおこなわれている悪魔崇拝の儀式ことでも頭を悩ませていた。 神父は悪魔拝者の手にかかって殺されたのか? それともこれは教区民のしわざなのか? 悪魔崇拝、人種別、麻薬問題大都会の片隅に立つ数会で善と悪、愛と悪が交錯するシリーズ間題作。 ----------------------- 1990年(平成2年)に刊行された、87分署シリーズの第42作です……小口と天・地が黄色に染めてある、懐かしく、心ときめく装丁のハヤカワポケミス(ハヤカワ・ミステリ、HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK)版で読みました。 春の宵、セント・キャサリン教会の庭で司祭のマイケル・バーニーが刺し殺された……聖職者の凄惨な死に、キャレラも暗澹たる気持ちだった、、、 じつは、教会の周囲にはさまざまな怪しい影があった……麻薬密売をめぐる少年たちの争い、近所で悪魔崇拝を行なっている教団、説教の内容に怒り狂う教区民─。 そして、神父自身もなにか大きな悩みをかかえていたらしい……はたして、神父の背にナイフを振りおろしたのは誰か? 87分署の刑事たちが、アイソラの街に散って行く。 教会の神父が晩課の時間に殺害され、教会では麻薬密売や悪魔崇拝を掲げる教会とのいざこざがあったことから、トラブルが起因となった犯罪を想像させましたが……事件の核心はもっと人間的で、もっと地に足のついたところにあることにありましたね、、、 宗教的な象徴が散りばめられていても、スティーヴ・キャレラ刑事を中心とした87分署の刑事たちの視線はあくまで現実的で、都市の中に潜む人間関係のひずみを少しずつ浮かび上がらせていくという展開……悪魔よりも人間のほうが怖い! そんな感覚がじわじわと残る作品でした。 事件の背景となった神父の女性関係……この男女の意外な関係性が判明する結末の展開が印象に残りました、、、 そこに、刑事たちの私生活が絡んでくる展開……ブエノス・アイレスから来た2人組によりハル・ウィリス刑事とマリリン・ホリスに忍び寄る危機! こちらの今後の展開も気になりますね。 面白かったです……機会をみつけて、書棚の在庫の87分署シリーズを順次読んでいこうと思います。
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