商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1992/05/15 |
JAN | 9784000008877 |
- 書籍
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サムエルソン 経済学(上)
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サムエルソン 経済学(上)
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サムエルソン 経済学 13板
学生時代(今から50年前)に第7版の原書版を読んだ。教養時代だから経済学なんてマル系の歴史理論くらいしか知らない時代に、フロンティア可能曲線=大砲かバターかの選択や45度線による国民所得の大きさやI=Sによる国民所得決定理論、あるいは乗数理論の説明、消費性向の話や厚生経済における...
学生時代(今から50年前)に第7版の原書版を読んだ。教養時代だから経済学なんてマル系の歴史理論くらいしか知らない時代に、フロンティア可能曲線=大砲かバターかの選択や45度線による国民所得の大きさやI=Sによる国民所得決定理論、あるいは乗数理論の説明、消費性向の話や厚生経済におけるパレート最適の話、国際収支論における基礎的不均衡の話(貿易収支の赤字は国がIOU=借金証書になること)など懐かしいテーマでいっぱいだ。 サムエルソンの最大の発明は国民所得決定理論における45度線=補助線の設定だと恩師が言っていたが、当時は何かしら子供だましのような話で、サムエルソン独特の英文の言い回しが多く読み進むのに苦労したが、一度も都留訳の邦訳に手を出したことはなかった。なぜなら、岩波の権威主義が嫌いなこと、都留さんのエリート臭と分厚い2刷本を買う金がなかったからだが、今では経済理論はさらに高度・精緻化されて自分の手に及ぶところではないが、サムエルソンはもう一度読み返したい教科書の一つだ。
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もう、ずっとずっと昔に読んだ本だよ。 どうして、こんな古い本を、もう一度、読んでみたか、というと、P.A.サムエルソンとの共著をしたことになっている、「 W.D.ノードハウス」が、近頃、ノーベル経済学賞をとったから。 えー、っと思って、もう一度、この古い教科書を、図書館で借り...
もう、ずっとずっと昔に読んだ本だよ。 どうして、こんな古い本を、もう一度、読んでみたか、というと、P.A.サムエルソンとの共著をしたことになっている、「 W.D.ノードハウス」が、近頃、ノーベル経済学賞をとったから。 えー、っと思って、もう一度、この古い教科書を、図書館で借りてみて、上下巻を読んでみた。 13版の日本語訳。 都留重人が翻訳してる。 古いなあー。 Wikipediaによれば ウィリアム・ノードハウス(William Dawbney Nordhaus )は イェール大学の経済学部の教授なんだって。 専門は賃金、価格、生産性など、景気循環論、保健経済学、環境経済学、気候変動問題、地球温暖化問題など。 ポール・サミュエルソン『経済学』の共著者。 現在、19版で、少なくとも17国語に翻訳されている。 気候変動の経済学に対する貢献 ノードハウスは、開発した気候変動モデルのもと管理されない生態系にかなり依存する経済のセクター、すなわち自然に生じる雨量、表面流去、温度にかなり依存する経済のセクターは、気候変動にもっとも敏感であると、述べている。 農業、林業、野外リクレーション、および海岸の活動はこのカテゴリーに入る。 ノードハウスは、気候変動の潜在的大災害の影響を本気に取り上げている。 最近の気候変動の経済モデルを書いているA Question of Balance(Yale University Press, 2008年)は、Choice誌によって2008年の「傑出した学問的タイトル」として選ばれた。 以上、Wikipediaより
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マクロ・ミクロ経済学両方の入門書で解り易い。偏りが無く近代経済学(新古典派的総合)を一通り学べる。我々の時代の定番教科書だが、今の時代ではどうか?著者も亡くなったことだし、経済学に古典があるとすれば、本書は既に古典に入るだろう。
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