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最強宰相 原敬 自民党政治の先駆者
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 1992/11/30 |
JAN | 9784191450257 |
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最強宰相 原敬
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最強宰相 原敬
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「平民宰相」と言われた第19代首相の原敬について、原自身の「原敬日記」の他数々の文献からその人物像を紐解き、現代の自民党政治に繋がる政党政治の形を作り上げていった軌跡を追う。 全体的に原敬礼賛の論調が強い。カネを使って権力基盤を固める元祖のような人物ではあるが、「あくまでも手段...
「平民宰相」と言われた第19代首相の原敬について、原自身の「原敬日記」の他数々の文献からその人物像を紐解き、現代の自民党政治に繋がる政党政治の形を作り上げていった軌跡を追う。 全体的に原敬礼賛の論調が強い。カネを使って権力基盤を固める元祖のような人物ではあるが、「あくまでも手段」であって原自身は理想論よりもリアリティーと先見性を持ち、それを歴史が証明していると述べている。 明治維新の頃は12歳で「家老の家のボンボン」だったのが家の没落で苦労を味わうことで逞しくなり、とにかく根回し力というか、権力闘争の手腕に長けていたようだ。 激動の時代にあって、それこそきれい事だけでは済まないことは多かっただろう。功罪あれども「権力闘争はあくまでも手段」であったことは本書から伺える。
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政党を明治政府の権力相続者に仕立て上げる事が原敬の目標だった、という主張が本書のすべて。 21世紀の現在から考えると、明治憲法は権力機関の整合性についてバグありで弱点があったと思う。 薩長の指導者は、政党を権力機構から排除する為に、任官や統帥権などの暗黙の仕組みを明治憲法に持たせ...
政党を明治政府の権力相続者に仕立て上げる事が原敬の目標だった、という主張が本書のすべて。 21世紀の現在から考えると、明治憲法は権力機関の整合性についてバグありで弱点があったと思う。 薩長の指導者は、政党を権力機構から排除する為に、任官や統帥権などの暗黙の仕組みを明治憲法に持たせたり、枢密院とか元老院のように公式・非公式の機関をたくさん作って牽制させようとしていた。 しかし、最終的には暴走して第2次世界大戦で破れて破滅。 時代の流れに沿うように、民衆の声を吸い上げて国政に反映する仕組みを政党政治を通じて実現していくように、明治憲法を変換していくべきだったのだろう。
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「原を理想主義の政治家という評価はまずない。だが、考えてみると「政党政治」という理想を彼ほど執拗に追い続けた政治家はいない」
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