商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 1992/06/30 |
JAN | 9784150406622 |
- 書籍
- 文庫
黒の狙撃者
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黒の狙撃者
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ケリイは追及を察知し…
ケリイは追及を察知して逃走した。次なる暗殺を阻止すべく、デヴリンは必死の追撃を開始するが…。硝煙の世界に生きる男たちの姿を鮮烈に描く。
文庫OFF
KGBがアイルランドに送り込んだ休眠工作員ケリイ。その任務は、テロによって英国とIRAとの和平の動きを妨害し、紛争を激化させることだった。偶然入手した情報から彼の存在を知った英国情報部は、元IRAの闘士デヴリンの手を借りて、その正体究明と抹殺に乗り出す。だが、ケリイは追及を察知し...
KGBがアイルランドに送り込んだ休眠工作員ケリイ。その任務は、テロによって英国とIRAとの和平の動きを妨害し、紛争を激化させることだった。偶然入手した情報から彼の存在を知った英国情報部は、元IRAの闘士デヴリンの手を借りて、その正体究明と抹殺に乗り出す。だが、ケリイは追及を察知して逃走した。次なる暗殺を阻止すべく、デヴリンは必死の追撃を開始するが…。硝煙の世界に生きる男たちの姿を鮮烈に描く。 アイルランドつながりで、29年ぶりに再読。 リーアム・デヴリンが大活躍。これはこれで良いのです。 追記。私が読んだのは、文庫初版で、表紙画は生頼氏によるものだが、デザインが異なる。
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20年ぶりくらいの再読。 さすがのジャック・ヒギンズ。無駄のない語り口が見事。うかうかしてると2ページくらいの間に話がどんどん進んでいる。それでいて人物描写は細やか。昨今多い、分厚いのに冗漫な作品の対極。菊地光の訳も良い。 おなじみリーアム・デヴリンが活躍。でもそれ以上に悪役...
20年ぶりくらいの再読。 さすがのジャック・ヒギンズ。無駄のない語り口が見事。うかうかしてると2ページくらいの間に話がどんどん進んでいる。それでいて人物描写は細やか。昨今多い、分厚いのに冗漫な作品の対極。菊地光の訳も良い。 おなじみリーアム・デヴリンが活躍。でもそれ以上に悪役ケリイ(クセイン神父)が魅力的。そして3人の女性、とりわけジプシーの少女がなんともいえず印象的。ヒギンズはこういう人を描くのが本当に上手い。 やっぱり大好きだと思い知らされた。
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