- 新品
- 書籍
- 文庫
- 1225-14-07
ミランダ殺し 創元推理文庫
641円
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 1992/02/26 |
| JAN | 9784488247041 |
- 書籍
- 文庫
ミランダ殺し
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
ミランダ殺し
¥641
在庫なし
商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「カリフォルニアのとあるビーチ・クラブに展開する恐ろしくもユーモラスな悲劇の結末。鬼才の異色サスペンス」 と言うのを読んでみた。 町の裕福な人が利用する会員制のクラブにいる一癖ある人たち。 税金の使途が気に入らないと手紙を書き続けている老人。今で言う強硬なクレーマー。 9歳にしては悪知恵の働く少年、手に負えない姉妹などの常連がいる。 その中には亡き夫の遺言の認証を待っているミランダがいる、それがこともあろうに、プールの監視員を連れて失踪してしまう。 そこに遺言書の認証手続きを任された、弁護士のアラゴンがくる。 ミランダはどこへ行った。彼は仕事を終えないと帰れない。 ミランダは若さを保つために、怪しげな病院で山羊のリンパ液の注射を受けていたという。 世を忍んで不思議な治療をする不思議な病院があるそうだ。 そうならと、彼は彼女が隠していた行き先をすぐに突き止めてしまう。 ミランダはプールの監視員から愛されていると自惚れていた。 案の定、彼はミランダの買い与えた高価な車に乗って消えてしまう。 クラブに舞い戻ったミランダは、夫が裕福ではなく大きな負債を抱えていたことを知っていた。 もう金も見栄もない、クラブにいることはできない。 切羽詰まったところにわたりに舟。会員の海軍准将から、子供に礼儀作法を教える家庭教師を頼まれる。 彼女が住み込んだ家で、准将の妻が死に、後釜を狙ったかもしれないと真っ先にミランダが疑われる。 暇と金のある人たちの中にいるにはいるが、じつは暇も金も無くその日暮らしのために悪知恵をフルに使って生きている人々。その中でおきた犯罪は、浮世離れのした面白い展開になる。 弁護士のアラゴンはミランダの遺産相続手続きが無事すまないと帰れない。 窮した彼は混乱の中で秩序を見つけようとする。 おかしなおかしな小さな世界、富裕者の集まるクラブは一皮むけばこんなもので。 筆致が機知に飛んで明るい。「ミランダ殺し」この題名がいい。 ミランダは殺されたのか。殺したのか。 解決は意外な方向で、と言うか少しは予期される結末で、軽いがよくできている、作風に好感を持って楽しく読み終えた。
Posted by 
ミラー作品としても異色。ユーモア全開という感じ。登場人物はいつも以上にエキセントリックだし、オチのつけ方もかなり意地が悪い。
Posted by 
我が愛のマーガレットミラーその1 「ミランダ殺し」 いやもう、とにかく、非常にイイ感じにイヤーなカンジでした。 舞台は、とあるビーチのとあるクラブ。 悪意のある手紙を書くのがシュミの老人、自分はマフィアとコネがあるんだとうそぶく少年、「一度も働いたことがない」 エキセントリック...
我が愛のマーガレットミラーその1 「ミランダ殺し」 いやもう、とにかく、非常にイイ感じにイヤーなカンジでした。 舞台は、とあるビーチのとあるクラブ。 悪意のある手紙を書くのがシュミの老人、自分はマフィアとコネがあるんだとうそぶく少年、「一度も働いたことがない」 エキセントリックな2人の姉妹 「お嬢さんたち」、そして、主人公、ミランダと、有象無象系のミステリですが、ウエストレイクのほのぼのさとは対極にあるような、途切れない緊張感の中で話が進みます。 ミランダは、50歳を少し過ぎた女性なんですが、若返りの手術や不老の薬などに並ならぬ興味を持ち、とにかく 「若くありたい、美しくありたい」 と考えています。 物語が始まった時には、もうご主人がなくなっていて、そこから話が進んで行くんですが――― ミランダ、初めの頃に、吐いた子供の口元を自分のローブでぬぐってあげる、という非常に優しい、善良な面が見えて、このひとを誰が殺すんだろうと思いながら読んでいったのですが。が。が。 クラブの職員の若い彼氏とカケオチをして、それが失敗に終わった頃から、どうにも雲行きが怪しくなり――― ほぼ通勤電車の中で読んでいたんですが、本を取り落としそうになった場面があります。 ミランダは、すったもんだのあげく、とあるお金持ちの紳士と再婚することになるんですが――― その時の探偵さんとの会話で、 > 「(再婚してお金持ちになったら)これでまた何でも好きなものが買えるようになるわ」 > 「何でもって何です?」 > 「例えば、○○○とか」 この○○○に入るのが、>>以下ネタばれ>>カケオチの相手、クラブの職員の若い彼氏の名前 なんですね。 > 「それはものじゃない」 > 「でも買えるわ」 みたいなカンジで続きまして。いわゆるワタシの好きな、噛み合っていない会話なんですが、それでもミランダが静かにおかしくなっていっているのがわかって、読んだのは夏だったとゆーのに鳥肌が立ちました。 登場人物全員がそれぞれに少しずつ愚かで、少しずつ責任があって、そしてタイトル 「ミランダ殺し」 に綺麗に繋がります。
Posted by 
