ラカンのトポロジー 精神分析空間の位相構造

ジャンヌグラノン・ラフォン【著】, 中島伸子, 吉永良正【訳】

• 販売会社／発売会社: 白揚社/
• 発売年月日: 1991/04/30
• JAN: 9784826990028

商品レビュー

2014/07/18

地元の図書館で読む。哲学関係の本を読むことにしている。別に、読めなくともかまわない。手をつけることからしか始まりません。それだけです。正直、全く意味のない本です。誰が、読者なのでしょう。数学者にとって、何の意味もないでしょう。哲学者にとっても、同様でしょう。ぼくにとっても、同様です。哲学を読んでいる気分ではないのでしょう。やはり、歴史、哲学は無縁なのでしょう。経済学、数学すら関係ないのでしょう。僕にとっては、シミュレーションなのでしょう。ジャバスクリプトのゲームプログラムも一瞬でした。問題は、イメージの配列です。イメージの配列が可能であるならば、色々な問題が一瞬で解決するでしょう。また、外部データの処理が可能であるならば、フラッシュは不要になります。イメージの配列が可能だとグラフが簡単に書けます。メモリの問題が出てくるのでしょうか。そこら辺は、よく分かりません。

2014/05/19

ラカンがトポロジーを精神分析に応用した話。ちょっと数学の使い方は適当だけど、いろいろと面白い比喩が取れる。そしてやっぱり結び目理論が気になる。

結び目を「一度の切断で消去しうるひもの絡み合い」と言っているのが面白い。（たぶんブルニアンリンクのこと）

メビウスの帯は、部分と全体の関係の転覆を可能にする。

レヴィストロースの研究
「母系的な二つの部分の分割に対して、いわば垂直である。」ここでいう「垂直」とは代数学における「積」

双対的切断
一つの曲面に施され、しかもたった一つの共有する点しか持たない二つの切断。

その分割の仕方は本当に双対的なのか？分割の場所を間違えるとちょっとおかしいことに。本質ではなく形式（便宜上名付けられた相関関係をもとに構築された幻想、名前であって本質そのものではない）をもとに分割することによって息苦しさが生まれる....気がする。