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現代思想はいま何を考えればよいのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 勁草書房/ |
発売年月日 | 1991/01/25 |
JAN | 9784326152445 |
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現代思想はいま何を考えればよいのか
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ソヴィエト連邦の社会主義が崩壊へと向かうなかで書かれた論文を収録しています。 とくに著者は、森嶋通夫の『マルクスの経済学』を高く評価し、この仕事によってマルクス経済学の前提が厳密に解明されたと主張しています。そのうえで、現実の経済においても経済学理論においても西側世界に大きく後...
ソヴィエト連邦の社会主義が崩壊へと向かうなかで書かれた論文を収録しています。 とくに著者は、森嶋通夫の『マルクスの経済学』を高く評価し、この仕事によってマルクス経済学の前提が厳密に解明されたと主張しています。そのうえで、現実の経済においても経済学理論においても西側世界に大きく後れをとることになったロシアや中国などの社会主義国家が、今後どのような道を歩んでいくのかという点に、著者の議論は向かっていきます。 そのほか、「出産革命を通じて人類に未来が見えてくる」は、SF的な設定をおこなうことで、人間社会の根底に切り込んだ論考として、おもしろく読みました。また「古代権力の諸相―厳密ルール主義から二王国論へ」は、古代都市国家からユダヤ・キリスト教における「法」と「権力」の形成過程を、ウィトゲンシュタインの哲学に依拠する著者の社会学的方法論にもとづいて素描している論考です。
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