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国境を越える労働者 岩波新書196
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1991/11/20 |
JAN | 9784004301967 |
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国境を越える労働者
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1991年刊行(バブル期ですな)。著者は獨協大学経済学部教授。移民・難民など、国家間での労働者のやり取りは、送出国・受入国の何れの社会にも多大な影響を与える。本書は、それらの問題を移民者の「労働力」としての側面や労働経済学(新古典派ではないよう)の側面から分析する。少し古いけれど、①現在の欧州各国の多民族国家性とその軋轢の淵源を見ることができる上、②ここで示される欧州の労働者政策・移民政策の在り様が、人口減に直面しつつある日本の将来の見取り図を示しているようにも見える。意外な掘り出し物の感。 受入国:労働者の二極化から自国民労働者の地位・所得の低下。国家統合の困難。外国人低賃金労働者に対する社会的費用・負担の増大。送出国:労働者、特に頭脳労働者や熟練労働者の流出と未帰国。送金外貨が国内産業・技術向上に利用されず、私蔵化。等々。
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