商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1991/04/01 |
JAN | 9784062053327 |
- 書籍
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白い航跡(下)
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日清・日露戦争において、脚気(beriberi)により死亡した将兵は陸軍の3万人以上に対して、海軍は3人であったとされています。白米中心の偏食が要因にあると究明し、海軍の脚気患者撲滅の最大の功労者・高木兼寛(1849-1920)の生涯をたどった下巻では、ドイツ留学から帰国した陸軍...
日清・日露戦争において、脚気(beriberi)により死亡した将兵は陸軍の3万人以上に対して、海軍は3人であったとされています。白米中心の偏食が要因にあると究明し、海軍の脚気患者撲滅の最大の功労者・高木兼寛(1849-1920)の生涯をたどった下巻では、ドイツ留学から帰国した陸軍軍医・森林太郎(森鴎外)らの主張する細菌説と真っ向から対立した高木兼寛の焦燥と苦悩が描かれた、興味を掻き立てられる歴史小説です。後年、白米のビタミンB欠乏が脚気発症の要因と確定され、高木兼寛の偉業に改めて敬服の念を抱きました。
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