商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 1991/06/10 |
JAN | 9784103812012 |
- 書籍
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だから私は嫌われる
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だから私は嫌われる
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3.7
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夢の時代を生きた男
現在起きていることの問題は、戦後78年間で警鐘されてきた結集であり、本著は、ビートたけし殿という戦後の日本を代表するTVタレントが、バブルという時代に、優れた論考と、発言を残していたと言う証である。 かつて日本には、立川談志であり、ブルーハーツであり、ビートたけしであり、正しい...
現在起きていることの問題は、戦後78年間で警鐘されてきた結集であり、本著は、ビートたけし殿という戦後の日本を代表するTVタレントが、バブルという時代に、優れた論考と、発言を残していたと言う証である。 かつて日本には、立川談志であり、ブルーハーツであり、ビートたけしであり、正しいことを言って、それにうなづく庶民の姿があった。新世界秩序の中で属国日本は、左翼化し、進歩主義思想の中で浮ついた理想を繰り返し、目の前でおかしな光景が繰り広げられていても、ひたすら見て見ないフリ。 「なにが悪い、なにが問題だ。なにも問題ない! なにも問題ない! なんだっていい、どうだっていい」 無責任な言葉を投げつけ合う、庶民から大衆に成り下がった人々。 市民と、私民の違いや 「日本人がおかしくなってしまったのは食べ物が悪いんじゃないか? 我々の血の中身が、もう悪くなっているのではないか?」 など、あまり一般的でない見解も含蓄に富み、説得力がある。 天才的な皮膚感覚を持ちながら、臆病から、コロナ禍では自ら発言を自粛。しかし、タモリと違い、現代コマーシャルに出演しないところは、ファンの夢を壊さない美意識を感じる。 この後、彼は夢の時代の破滅に向かってバイク事故を起こす。そこまで行為として行き切ったのは、タレントとして彼一人である。 優れた語り部なき時代に、かつて日本には優れたナレーターがいて、マスコミから大衆を守り、誘導出来る力のある人物がいたと言う証明のような一冊。
ベンジョンナカ臭男
少し古いけど、とにかくビートたけしが当時の日本を切りまくることに終始される。 気持ちいいくらいにボロクソ書いてあります。愛情の裏返しかなと思いますが。 当事はバブル絶頂期でしょうか。 少しジェネレーションギャップがあるため当時の時事ネタにはついていけない部分がありますが、政治...
少し古いけど、とにかくビートたけしが当時の日本を切りまくることに終始される。 気持ちいいくらいにボロクソ書いてあります。愛情の裏返しかなと思いますが。 当事はバブル絶頂期でしょうか。 少しジェネレーションギャップがあるため当時の時事ネタにはついていけない部分がありますが、政治、不動産、芸能、文化、あらゆる側面から日本の在り方そのものが危機に直面していることを説いてます。 もちろん私見の塊なんで偏った意見もありますが、納得できる部分が大部分を占めます。 ただ言えるのは、当時も現在も日本が抱えている問題、矛盾は大して変ってない。言い換えると進歩していない。 なんとなく日々生きてて、ふと自分が住んでる日本を客観的に考えさせてくれる、ユーモア溢れる一冊。勉強している人の言葉は説得力がある。
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20年前にたけしが書いた本。バブル時代の日本人は下品だ馬鹿だ言いたい放題。いまにこんな時代がくるよ。そうなってしまった
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