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横しぐれ 講談社文芸文庫
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横しぐれ 講談社文芸文庫

丸谷才一(著者)

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横しぐれ 講談社文芸文庫

1,760

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商品詳細

内容紹介 内容:横しぐれ.だらだら坂.中年.初旅. 著者目録:p309~312
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1990/01/10
JAN 9784061960657

横しぐれ

¥1,760

商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

「あのときの乞食は山…

「あのときの乞食は山頭火だったのではないだろうか」この作家ならではの探偵小説の変種。

文庫OFF

2022/09/09

ボリュームもユーモアも話の硬さも適度すぎる品の良い短編集。 表題作のテーマ・進行・締めは余りにもオシャレ。

Posted by ブクログ

2022/07/18

丸谷才一「横しぐれ」、誰が何処で推奨していたのか定かでないが、信頼する作家が強く薦めていたことはよく覚えている。この本がなかなか手に入らず焦れていたことも事実である。 読むうちに、その意味がよくわかった。構成・文章・内容のすべてが読む者を独特の世界に深く引き込んで、しみじみとした...

丸谷才一「横しぐれ」、誰が何処で推奨していたのか定かでないが、信頼する作家が強く薦めていたことはよく覚えている。この本がなかなか手に入らず焦れていたことも事実である。 読むうちに、その意味がよくわかった。構成・文章・内容のすべてが読む者を独特の世界に深く引き込んで、しみじみとした懐かしさとともに強烈な印象を残してくれる。父の過去の話・種田山頭火の詩論とその晩年・国文学者(英文学者)の研究作法 等々、丸谷才一という作家の能力・学者としての矜持を見せつけられた思いである。 「だらだら坂」の緊迫感、「中年」の夫婦間の裏切りと諦観、兄弟関係の微妙な齟齬と距離感 等々ちょっとした話を簡潔で絶妙な表現で展開する秀逸な短編であった。「初旅」はいまひとつピンとこなかった。 彼の他の作品も早速読もうと思う。

Posted by ブクログ

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