1,800円以上の注文で送料無料

人形曼陀羅 自伝随想 中公文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

人形曼陀羅 自伝随想 中公文庫

辻村ジュサブロー(著者)

追加する に追加する

人形曼陀羅 自伝随想 中公文庫

598

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社
発売年月日 1991/01/10
JAN 9784122017771

人形曼陀羅

¥598

商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/12/10

読んだのは、形見分けでいただいた故人(享年68歳)の蔵書(求龍堂から刊行の単行本)。 ジュサブロー氏が旅芝居一座志願だったとは知らなんだ。 当時描いていたという看板が見たいがもうないだろなぁ。 氏の人形の独自性は満州で育ったことから始まった人生そのものが顕現したものだということが...

読んだのは、形見分けでいただいた故人(享年68歳)の蔵書(求龍堂から刊行の単行本)。 ジュサブロー氏が旅芝居一座志願だったとは知らなんだ。 当時描いていたという看板が見たいがもうないだろなぁ。 氏の人形の独自性は満州で育ったことから始まった人生そのものが顕現したものだということがわかった。そして三島由紀夫と泉鏡花を再読したくなる。 「よりナショナルであることによってインターナショナルであることができる」という言葉はそのとおりだと思う。 で、文庫はどうかわからんが、単行本は小見出し(4~6つ)がまとめて章の扉に書かれているのが珍しい。本文に挟んだほうがわかりやすいと思うのだが、一小見出し分の文章量が少ないからこうしたのかな?

Posted by ブクログ

2015/04/13

辻村ジュサブローと言えば、まずNHKの人形劇を思い出します。あの妖艶な人形たちに魅了されました。そんなジュサブローの自伝的エッセイ。 芝居に心を奪われ芝居に近付こうとした日々。幼いころからある布への憧れ、そして当たり前のように作っていた人形。なるべくしてなったように見えますが、大...

辻村ジュサブローと言えば、まずNHKの人形劇を思い出します。あの妖艶な人形たちに魅了されました。そんなジュサブローの自伝的エッセイ。 芝居に心を奪われ芝居に近付こうとした日々。幼いころからある布への憧れ、そして当たり前のように作っていた人形。なるべくしてなったように見えますが、大成するまでは挫折の連続だったと書かれています。この道を進むしかないという思いの強さがあったのでしょう。そこには独自の美学のような思いも支えとなったのでしょう。 人形とは何か、人形を作るとはどういうことなのかという理念は、人形に限らずものを創り出す全てのことがらに通じるのでしょう。真摯な想いが響いてきます。

Posted by ブクログ

2013/03/03

好きは嫌いに通じ、美醜は裏表であり、真偽は背中合わせであり、自他は一体である。 人形が好きな方は勿論、ものをつくる──とりわけ三次元の創作をする方、身体で何かを表現する方には、是非読んでいただきたい一冊です。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品