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思想史とはなにか 意味とコンテクスト SELECTION2121
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思想史とはなにか 意味とコンテクスト SELECTION2121

クェンティンスキナー(著者), 半沢孝麿(その他), 加藤節(その他)

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思想史とはなにか 意味とコンテクスト SELECTION2121

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1990/06/27
JAN 9784000040587

思想史とはなにか

¥2,990

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2013/03/07

いわゆる「ケンブリッジ・パラダイム」が具体的にどのような考えに基づいた方法論なのかが、その代表者であるスキナーの方法論に関する論文や批判への応答論文によって明らかにされる。スキナーはオースティンの言語行為論に定位しながら、思想家が記述の「際に」何をしようとしているのかを解明するこ...

いわゆる「ケンブリッジ・パラダイム」が具体的にどのような考えに基づいた方法論なのかが、その代表者であるスキナーの方法論に関する論文や批判への応答論文によって明らかにされる。スキナーはオースティンの言語行為論に定位しながら、思想家が記述の「際に」何をしようとしているのかを解明すること、つまり思想家の「狙い」の解明が従来の思想史研究には欠けていたと批判する。ケンブリッジ・パラダイムについては数多くの批判があるが、訳者もあとがきで述べているように、論争を通じて膾炙し、ある程度確立された方法論として無視するわけにはいかない地位を確保している。この本は、そのようなパラダイムを知るために非常に有用である。

Posted by ブクログ

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