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がむしゃら1500キロ わが青春の門出 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1990/08/28 |
JAN | 9784480024572 |
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がむしゃら1500キロ
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がむしゃら1500キロ
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
今から50年前、わず…
今から50年前、わずか15歳の少年が千葉ー大阪間(砂利道)をバイクで往復した自伝。とても考えられぬ発想と自由を求めた少年の旅、その旅から多くのことを学ぶ。その後の浮谷東次郎の生き方には感動します。
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よく、日本をマラソン…
よく、日本をマラソンで縦断する人がいますけど、すごい根性だなあと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本書は、15歳中学3年の夏休みにオートバイで千葉から大阪までツーリング旅行をした人物の旅行記です。 しかも、1950年代(!)に。 その頃の日本の風景がとてもよく伝わる記録でした。道路はアスファルトも少なく、大きな石が転がっていたり、砂ぼこりの舞うトラック通りも結構多かったようです。舗装が今のようになされていなかったのです。高速道路ももちろんない。とにかく直射日光もすごくて暑そうでした。 旅行が終わって、9月には下書きが終わったという著者の文章は、若さのある表現で思春期真っ只中な感じです。 「車への信頼感がムラムラと湧いてきた。この車をこれほど可愛く思った事は一度もなかった。」 こういった文章もあり、とにかくバイクが好きなんだなということが伝わってきます。 ちなみに、著者のオートバイは、ドイツ製のクライドラー50ccです。 親のお金で全ての物資と資金を得ていることも、著者は重々承知の上で、旅行先で見たスイカ売りの少女を思い出しながら、「生産」について考えを巡らせます。紀行文を書くことが自分にとっての「生産」である、と。 自然を感じて人間の尊さを発見するところもなかなか感動的でした。 イタリア人宣教師のバイク乗りと出会って、彼のいるキリスト教会に一泊させてもらう経験も、著者の経験値になったのだと思います。 初日からトラブルにも結構見舞われてしまいますが、若さと前向きさが溢れていて全然平気な浮谷少年。カッコいいね。 冒険心がかき立てられる本でした。
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