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遊鬼 わが師わが友
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遊鬼 わが師わが友

白洲正子【著】

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遊鬼 わが師わが友

1,922

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1989/11/20
JAN 9784103107064

遊鬼

¥1,922

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2017/08/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

難しいのは、真物の中の真物を見出すことで、それを目利きと呼ぶと私は思っている 私は紀州の女性を何人か知っているが、特に南紀の女性は、どんな穏和の人たちでも、激しい情熱をうちに秘めている。強烈な太陽と、台風の凄まじさが、そういう性格をつくりあげたのだ 小林さんに続くお早川夫妻の死は、私に大きな打撃を与えたが、彼らが教えたのは命の限り生きることだった。生を楽しむことであった。私はみずみずしい紅葉の若葉を仰ぎながら、そこから降り注ぐ光の中に、彼らの視線を感じで、心のひきしまるのを覚えた

Posted by ブクログ

2011/11/24

白洲さんの端正な文章の中では、肩の力が抜けた1冊だと思います。 白洲次郎・小林秀雄・青山二郎・梅原龍三郎…。そうそうたる人たちとの交流が綴られているのですが、非常に平明に読めて、すぐそばで語っているのを一緒に座って聞いているような、そんな空気のある本でした。 肩肘を張らずに語...

白洲さんの端正な文章の中では、肩の力が抜けた1冊だと思います。 白洲次郎・小林秀雄・青山二郎・梅原龍三郎…。そうそうたる人たちとの交流が綴られているのですが、非常に平明に読めて、すぐそばで語っているのを一緒に座って聞いているような、そんな空気のある本でした。 肩肘を張らずに語られているので、そこに紹介されている方々の業績や作品に、じかに触れてみたいなと思うような、次への広がりの後押しをしてくれるような感じ。 あとがきの、出版社に対する謝辞もこの方ならではの、ちょっと照れているのだけど、自分に対してもぶっきらぼうに見えるほど。本当は行き届いた方だったんだろうと微笑ましくなりました。

Posted by ブクログ

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