商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 同友館 |
発売年月日 | 1989/08/01 |
JAN | 9784496015465 |
- 書籍
- 書籍
ツナギ売買の実践
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ツナギ売買の実践
¥1,922
在庫あり
商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
2016/6/20読了。 テクニカル・中期~長期・投資に関する、ツナギ売りに関するトピックをまとめた本である。 ツナギ売りとは、現物を持っている場合に信用売りを駆使し、利益を積み上げていく手法。 書中ではコストが下がるとの記述で表現されている。 現物を売らないメリットは、既に...
2016/6/20読了。 テクニカル・中期~長期・投資に関する、ツナギ売りに関するトピックをまとめた本である。 ツナギ売りとは、現物を持っている場合に信用売りを駆使し、利益を積み上げていく手法。 書中ではコストが下がるとの記述で表現されている。 現物を売らないメリットは、既に利が乗っている現物を保有していれば、心理的負担が減ることが大きいようだ。 ルールが4つほどあるようで、 ①現物を持ってのカラ売りであること(純カラをしない) ②まとめ売りをせず、分割して売る ③分割売りの値幅を大きく適切に ④資金に余裕を持つ と記述がある。 ただ、肝は分割でのエントリーと、予定した金額分エントリーできなくても仕方がない(相場とはそういうものなので)という一文であろうと思う。 また、商品先物のロールダウン効果に関しても記述があった。そこにも、現物を持つ優位性が書かれている。 相場の方向性を当てるだけの本とは違い、現実的にはどのように対処したらよいか記述されており、かなり古い本だが勉強になった。
Posted by
ツナギ売買について書かれた良書。これまで信用取引で売り買いしていましたが、信用取引はツナギ売買(空売り)のためにあることを初めて知りました。株を長期で保有される方(自社株や優待・配当金目的の方)はツナギの技術は必須になると思います。保険のためのツナギ、コストダウンのためのツナギ。...
ツナギ売買について書かれた良書。これまで信用取引で売り買いしていましたが、信用取引はツナギ売買(空売り)のためにあることを初めて知りました。株を長期で保有される方(自社株や優待・配当金目的の方)はツナギの技術は必須になると思います。保険のためのツナギ、コストダウンのためのツナギ。様々な役割があるので一度読まれることをおすすめします。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現在は10年前と比べて投資環境が大きく変化しているため、10年以上前の 本には余り興味はわかないと思う。しかし、投資で儲けるための本質的な部分 というのは共通であって、時代の変遷によって変化する様なものではない。 株式投資の4つの奥義とされるツナギ、うねり取り、鞘取り、日歩稼ぎのなかで 本書はツナギについて解説したおそらく初めての本である。 ツナギ売りは簡単に言うと以下の通り。 1:新日鐵を1000株買った。 2:株価が下がりそうなので1000株空売りした。 3:株価が下がったので空売りした1000株を決済した。 4:その結果、初めの1000株のコストダウンができた。 こう書くと「なぜ買った1000株を決済しないで、わざわざ空売りするのですか?」 という質問が出るだろう。当然の質問だと思う。林さんはここの部分には 余り触れていないが、私が考えるに以下の理由があるのだと思う。 1:ツナギをしていると売買に連続性が出るため、空売りしてポジゼロになった にもかかわらず値動きを追っていくことができる。 2:普通の人はCP余らせたままにしないで、別の株買っちゃうでしょ? 下げ相場にもかかわらずにね。そしていつか塩漬けになる。 かなりくどい本なので、初めて読むと何かいているのか分からないかも しれません。でも何回か読んでいくと、とても良い本だとわかってきます。
Posted by