商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本書籍 |
発売年月日 | 1989/10/25 |
JAN | 9784819902410 |
- 書籍
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名人への道 社会科教師
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名人への道 社会科教師
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手にしている有田本の中で、何度も開いているものの一冊が本書である。有田和正を追いかけることで見えてきた先生の魅力…本書にはそれが満載である。そして、有田先生が附属小時代に苦心してきた様子も赤裸々に記されている。有田先生の努力の道と大らかさが、行間からも読み深めていくことができる...
手にしている有田本の中で、何度も開いているものの一冊が本書である。有田和正を追いかけることで見えてきた先生の魅力…本書にはそれが満載である。そして、有田先生が附属小時代に苦心してきた様子も赤裸々に記されている。有田先生の努力の道と大らかさが、行間からも読み深めていくことができる。 ① 出会いとは 人との出会い・授業との出合いについて書かれている。 有田先生は次のように言う。 「出会いとは、人の運命を決めるものだ」 「人生には、運命的な出会いが何度もある。人は、その運命的な出会いを、生かすかどうかで、その人の人生が変わってくるのではないかと思う」 「わたしに『授業を求める心』があったからこそ、この出合いがあったのだと思う」 「どこまでもひとすじに追い求めた」 「人は何かの転機を迎える時、こういう『一冊の本』に出合うのではないかと思う」 「学ぼうと思えば、どんな人からも学べるものだ。多くの人と出会っても、求める心がなければ、すれちがいに終わってしまい、本当の出会いとはならない」 「見る人は、ちゃんと見ている」 ② 教師修業とは 「他人の実践から豊かに学べるようになるためにも、自分の足場となる実践を創り出さねばならない」と有田先生は言う。 その「自分の実践」について「苦心を重ねて創り出す」「自分で苦心に苦心を重ねて創造していく」ものであると書いている。 そして「(授業の)型は、本質のあらわれになるようにしなければ――と考え、授業の背景を考えるようになった」とある。 自己の実践を創り出す前提として「追試」の大切さをあげている。 「いくらまねをし、追試をしてもよい、いやした方がいい」 「『追試』もできないような教師に、独創的なことができるわけがない」。 こうして教師修業を進めてきた有田先生は「わたしの発見は、すべて実践を通してであり、子どもを通してである。 だから、発見したものがすぐ使える。 事実だからである。 考えた理論ではなく、実践の事実から生まれた法則のようなものだから、すぐ使えるのである」…納得である。 ③ 七定点観測 1.ポストを見る 2.市全体を見る 3.気になったところを歩く 4.店や市場(雑貨店) 5.大衆料理と高級料理を食べる 6.その土地の観光地へ行く 7.特産物をたずねる ④ 長嶋茂雄氏に学ぶ、努力論 ・努力は人に見せるものではない……練習時間前の準備 ・少し努力すればできそうな目標をまず立て、それができるようになると少し上の目標を立て、それができるようになると少し上の目標をたて、それができたらまたその上の目標をたてる――というように、自分で次々と具体的な目標をたて、それを一つひとつ克服していく。
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教師としての生き方に感銘を受けた。 いつでも、どんなことからも、誰からも学び続ける姿勢がこれからの自分に必要だと思った。 自分で調べる、自分から聞く、身近な人から学ぶ。
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