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モータル・フィア 死の恐怖 ハヤカワ文庫NV
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モータル・フィア 死の恐怖 ハヤカワ文庫NV

ロビンクック【著】, 林克己【訳】

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モータル・フィア 死の恐怖 ハヤカワ文庫NV

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1989/05/31
JAN 9784150405373

モータル・フィア

¥555

商品レビュー

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2020/04/19

88年の作品。 免疫を持たない異種蛋白質の侵入が人体に及ぼす影響の恐ろしさ。変異していく環境の中で、生き物として免疫をどの程度早く獲得していくいかが種全体としての生き残りに影響していく。失敗した個は死ぬしかない。パンデミックの恐ろしさはここにあるのだと思う。 遺伝子治療研究の事故...

88年の作品。 免疫を持たない異種蛋白質の侵入が人体に及ぼす影響の恐ろしさ。変異していく環境の中で、生き物として免疫をどの程度早く獲得していくいかが種全体としての生き残りに影響していく。失敗した個は死ぬしかない。パンデミックの恐ろしさはここにあるのだと思う。 遺伝子治療研究の事故を描くこの作品では伝染性の問題は描かれないけれど、本来あってもおかしくはない。武漢の研究施設からの漏出の疑いも政治的に利用されているのもうなづける。現代においてこそリアルな危機ではないか。Stay Home。

Posted by ブクログ

2011/09/16

スピード感が適切  クックの作品は長すぎるものが多い。しかし、この作品は適度に短く(350頁ほど)、テンポも速い。  筋書きが早めに読めてしまうことを除けば、時間つぶしにはもってこいの医学サスペンスかな。  相変わらず主人公の医者は殺し屋相手に活躍するし、美人が主犯であるこ...

スピード感が適切  クックの作品は長すぎるものが多い。しかし、この作品は適度に短く(350頁ほど)、テンポも速い。  筋書きが早めに読めてしまうことを除けば、時間つぶしにはもってこいの医学サスペンスかな。  相変わらず主人公の医者は殺し屋相手に活躍するし、美人が主犯であることはおきまりなんだが。  ストーリーは単純。患者が健康と検診された後すぐに死んでしまう。新種の伝染病かと疑いを持つ主人公の医者は、同僚の研究医から「すばらしい発見」の話を聞く。発見とは遺伝子操作で、老化を促進する死の遺伝子だったって話。  現実には、生き物は死の遺伝子を作るようにプログラムされていて、ある時期(寿命)が来たらそれを体内に放出するらしい。この死の遺伝子の発生を止めることができれば、アンチ・エイジングが可能。この技術はSFの世界ではすでに実用化されている。近い将来、現実の世界でも実用化されると思うと楽しみであると同時に困難な状況の発生が予想されるなぁ。

Posted by ブクログ

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