商品詳細
内容紹介 | 内容:夜空の皇帝.頭の中で何かがかちんと鳴る.音階の記憶.アメリカン・ビュ-ティ.おたがいを知りあう一年.私たちの家.夜の旅人.カ-ニバルの犬またはダイヤモンドを買う男.スタ-・フ-ド |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1989/07/25 |
JAN | 9784163111001 |
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エンペラー・オブ・ジ・エア
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エンペラー・オブ・ジ・エア
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4.4
5件のお客様レビュー
ひと昔前の良質な短編集。柴田元幸は医者のイーサン・ケイニンの文体がほんとうにわかった気がするとあとがきで書き、石黒達昌の『平成3年5月2日〜』をオールタイムベストに挙げている。いわゆる兼業作家でも、まさしく理系の人による蘊蓄まみれ文章への偏愛があるのだろう。日本の作家でここまで感...
ひと昔前の良質な短編集。柴田元幸は医者のイーサン・ケイニンの文体がほんとうにわかった気がするとあとがきで書き、石黒達昌の『平成3年5月2日〜』をオールタイムベストに挙げている。いわゆる兼業作家でも、まさしく理系の人による蘊蓄まみれ文章への偏愛があるのだろう。日本の作家でここまで感傷マシマシだとゼロ年代過ぎてキツいと感じるだろうし、翻訳によって生まれる距離感がこれ以上ないくらいちょうどいいと感じる。夜の旅人のラストの段落は写経したいほどのキス描写。
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普通に暮らしている普通の人々が、あるときある切っ掛けで一歩踏み出すところが描かれている短編集。家族や普段の生活や当たり前だと思っていた人生を省察した時に切っ掛けが訪れるようだ。 ミルハウザーほど非日常じゃなく、フィッツジェラルドほど特別じゃなく、ダイベックほど詩的じゃない。題材...
普通に暮らしている普通の人々が、あるときある切っ掛けで一歩踏み出すところが描かれている短編集。家族や普段の生活や当たり前だと思っていた人生を省察した時に切っ掛けが訪れるようだ。 ミルハウザーほど非日常じゃなく、フィッツジェラルドほど特別じゃなく、ダイベックほど詩的じゃない。題材や雰囲気的にカーヴァーに近いかなぁ。 ケイニンの邦訳本は3冊とも絶版となっている。何故だ?わからん。こんなに面白いのに。
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アメリカン・ビューティが素晴らしすぎです。 同名の映画がありますが無関係。てっきり、この作品が映画化されたのかと興奮してたのが懐かしい。。
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