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海藻学入門 講談社学術文庫
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海藻学入門 講談社学術文庫

西沢一俊【著】

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海藻学入門 講談社学術文庫

620

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1989/05/10
JAN 9784061588769

海藻学入門

¥620

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2013/10/17

・海藻は古代から食用として利用されてきた。食糧が豊かになった室町時代に減ったが、戦国時代や江戸時代の飢饉の際には備蓄品として見直された。海藻を焼いた灰から塩をつくる藻塩焼も行われた。 ・江戸時代からノリの養殖が始められ、後期には佃煮、焼海苔、味付け海苔がつくられるようになった。 ...

・海藻は古代から食用として利用されてきた。食糧が豊かになった室町時代に減ったが、戦国時代や江戸時代の飢饉の際には備蓄品として見直された。海藻を焼いた灰から塩をつくる藻塩焼も行われた。 ・江戸時代からノリの養殖が始められ、後期には佃煮、焼海苔、味付け海苔がつくられるようになった。 ・海藻には、人間の消化酵素では分解されない粘質の多糖類が40〜60%含まれる。 ・海が深くなるほど波長の長い光が届かなくなるため、黒や茶色の藻類は浅いところに、赤色の藻類は深いところに生育する。 ・現在の食用海苔のほとんどすべてが養殖のスサビノリ。 ・海苔の佃煮には、緑藻のヒトエグサが使われている。 ・青海苔は緑藻のスジアオノリ。 ・コンブのほとんどが北海道産。 ・海藻はビタミンB群、ミネラル、タンパク質が多い。 ・アルギン酸は、褐藻の細胞壁間を充填し、藻体に柔軟性を与えている多糖体で、食品の安定剤や賦型剤として使われる。 ・トコロテンはテングサから煮出したもので、それを凍結乾燥を繰り返すと寒天になる。 ・化学寒天は、オゴノリ、エゴノリ、イギスなどをアルカリ処理したもの。 ・カラギーナンは、アイルランドで食用とされていた紅藻で、安定剤、結合剤、分離防止剤、清澄剤などとして用いられている。 ・欧米などでは、12世紀頃から海藻が肥料として用いられてきた。

Posted by ブクログ

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