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自然と人間の哲学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1988/02/26 |
JAN | 9784000010481 |
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自然と人間の哲学
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貨幣経済の成立以降、その有り様を変えてしまった山村の自然と人々の現実に触発され、自然と人間の関係についての考察を深めていくのだが、そこから導き出されたものは、生活の隅々にまで浸透した商品経済と消費社会、そしてそれに伴う労働や価値観の変化など、容易には変えることのできない人と自然の...
貨幣経済の成立以降、その有り様を変えてしまった山村の自然と人々の現実に触発され、自然と人間の関係についての考察を深めていくのだが、そこから導き出されたものは、生活の隅々にまで浸透した商品経済と消費社会、そしてそれに伴う労働や価値観の変化など、容易には変えることのできない人と自然の姿であった。
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自然は本来人間からみた客観的対象ではあり得ない。人間の生活の営みそれ自体が自然と人間との交通の一部であり、自然と自然の交通、人間と人間の交通へとゆるやかに関連してきた。人間は貨幣経済の浸透によって"合理的な"交通を考案し、自然を対象と捉えるようになった。自然と...
自然は本来人間からみた客観的対象ではあり得ない。人間の生活の営みそれ自体が自然と人間との交通の一部であり、自然と自然の交通、人間と人間の交通へとゆるやかに関連してきた。人間は貨幣経済の浸透によって"合理的な"交通を考案し、自然を対象と捉えるようになった。自然と人間の交通や人間の営みは"合理的に"整理/カテゴライズされ、貨幣価値につながるものこそが価値あるものというイデオロギーの浸透によって、もはや健全な交通の時代には立ち戻れないのだろう。
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長年わたしが知りたかったことが書き尽くされている。 なぜ生きづらいのか?不安ばかりが募るのか?仕事したくないのか?周りは嫌なやつばかりなのか? 見事に分析され記述されている。読んでしまえばなぁ~んだそうだったのかというようなシンプルさなんだが、わたしは絶対ここには辿りつけないし...
長年わたしが知りたかったことが書き尽くされている。 なぜ生きづらいのか?不安ばかりが募るのか?仕事したくないのか?周りは嫌なやつばかりなのか? 見事に分析され記述されている。読んでしまえばなぁ~んだそうだったのかというようなシンプルさなんだが、わたしは絶対ここには辿りつけないし、このようにかかれたものもみたことがない。しかし、その結論に救いはない。昔はよかったと過去には戻れないからである。著者の内山さんも重々そのことを承知していらっしゃる。だから、全編に得も言われぬ哀しさが漂っている。 拝金主義はますます確固たるものになり、資本主義経済社会は終わらない。自然は破壊され続ける。これが結論なのだが、まずそのことを自覚しなるべく多くの人と共有しなければ… できることをコツコツと。ぼちぼち生きていくよりしかたがないだろう。 Mahalo
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