宇宙へのマインドステップ ストーンヘンジからETまで

ジェラルド・S.ホーキンズ【著】, 木原英逸, 鳥居祥二【訳】

• 販売会社／発売会社: 白揚社
• 発売年月日: 1988/02/20
• JAN: 9784826900324

商品レビュー

2015/01/05

マインドステップとは、人類が持つ方法論または世界観に起きた劇的で不可逆的な変化をいう。

マインドステップ　それに続く時代　関連発明
0 BC35,000 カオス時代 　線画、絵画、彫刻
1 BC3,000　神話と伝説時代　文字
2 AD150　秩序時代　数学
3 AD1543　革命時代　印刷
4 AD1926　宇宙時代　コンピュータ
5 AD2021　宇宙交流時代？　⚪️⚪️
6 AD2045　霊領域時代？　　⚪️⚪️
7 AD2053　超知性時代？　　⚪️⚪️

人類のマインドステップには共通点があり、そこには新たに出現してくる人間の観方があり、それに関係してミームやコミュニケーション分野での発明がある一方で、次のマインドステップが出現するまでの長く墨守的な待ちの期間がある。前もって予期されていたと言えるものは一つもなく、多くはその初期においては抵抗にあっていた。従って、今未来を見通すに際しても、知らず知らずの内に何かとらわれた考え方をしているということもあるかもしれない。だから我々としても、現在では思いもつかないような事や想像を逞しくして初めて得られるような発見や考え方にも積極的に取り組む必要がある。

ネアンデルタール人は死者を埋葬するのに、鉄鉱石の鉱床から集められた黄褐色の土を用い、さらに死者の為の食料や副葬品を収めている。つまり、彼らは死後の生命の存在を信じていた。また、春の8種類もの薬用の花々をベッドにして埋葬したりと、ある信仰を持ち、地上の環境についての知識を備えた生物であった。

地球上のすべての生物は左旋性（左巻き）のアミノ酸から成っており、右旋性のものは一つもない。これは、生命が生まれたのは数多くの原始の海の中でたった一つの源から派生したものと考えられる。