商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 評論社 |
| 発売年月日 | 1988/11/01 |
| JAN | 9784566002760 |
- 書籍
- 児童書
ずーっと ずっとだいすきだよ
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商品レビュー
4.6
151件のお客様レビュー
サマースクールに参加する息子の送迎で、39歳にして初めて和歌山の地を踏んだ。観光の際、拠点のひとつとなった南海和歌山市駅には、蔦屋書店と一体型の和歌山市民図書館がある。近代的で立派な図書館で、書籍や資料が豊富なのはもちろん、地元出身の作家である有吉佐和子コーナーや、移民資料室が...
サマースクールに参加する息子の送迎で、39歳にして初めて和歌山の地を踏んだ。観光の際、拠点のひとつとなった南海和歌山市駅には、蔦屋書店と一体型の和歌山市民図書館がある。近代的で立派な図書館で、書籍や資料が豊富なのはもちろん、地元出身の作家である有吉佐和子コーナーや、移民資料室があり、また写真展も開催されていた。 その一画で、地元の高校生が制作したという謎解き企画が行われているのを見つけた。謎解きが大好きなわたしは思わず飛びつく。解いていく中で、10代の頃にファンクラブに入っていたL'Arc〜en〜Cielのhyde様の直筆サインが書かれた鏡が図書館内にあることを知り、それを発見して、ひとり静かに狂喜するなどした。難易度的にも所要時間的にもちょうどいい、素晴らしい謎解きだった。 全ての謎を解き終わり、受付に用紙を持っていくと、完了記念の栞(これまた感動的に可愛かった!)と一緒にこの本を手渡された。今回の謎解きのインスピレーションとなった本とのこと。せっかくなので読んで行くことにした。 飼っていた犬と過ごした日々を描いた短い絵本。優しいタッチの絵と、小さい子どもが覚えたての拙い言葉でつぶやいているような語りが、ほっと心を温めてくれる。このときのわたしは、息子をサマースクールが行われるホテルに送り届けた直後。一緒に参加した友達親子がいたけれど、宿泊場所は別で、しかもこの日彼女はホテルからのバスに乗り遅れて市内に出てくることができず、別行動となった。見知らぬ土地。正午。明日まで、完全にひとり。どこに行くのも、何をするのも、全部自分で決められる。誰に気を遣う必要も、顔色を窺う必要も、文句を言われる可能性も、口論で疲弊する可能性も、一切ない。こんな自由は、身軽さは、本当にいつぶりだろう。喜びと安心と興奮で心を躍らせ震わせる傍ら、しかしこの旅はわたしにとって、最終的には大きな試練になるに違いないとも感じていた。昨日の前泊では隣で寝ていた息子が、今夜部屋に戻ったら当然もういない。ここから5泊6日、わたしはひとりなのだ。苛立つことも、憤ることも、声を荒げることも、いったん落ち着こうと強制的にその場を離れることもない一方で、逆方向に向かう色鮮やかで華やかな感情の起伏も、おそらく感じることはないのだろう。自分の目の前に突如として広がった圧倒的な無風の平穏が、静けさが、ふと気を緩めた隙に一瞬で真っ黒な闇に変貌して牙を剥いてくるような、襲いかかってくるような、ひとりになったわたしを跡形もなく飲み込んでしまうような、霧のような不安の足音を、わたしは確かに感じていた。 たまたま見つけた謎解き企画が、その行程で遭遇した愛しきhyde様の直筆サインが、ご褒美の可愛らしい絵本が、あるいはその全てが、そのときのわたしにまとわりついていたどんよりと重苦しい薄暗さの気配を払拭してくれたわけではない。ただ、この一連の偶然がひっそりと運んできた涼やかな風は、わたしの目線と心を、確実に少しだけ上向きにさせていたた。わたしはこの六日間、孤独を、寂しさを、これでもかというほど満喫しようと決めた。夏休みの非日常が成長させるのは、何も思春期の息子だけでなくたっていい。さすがに泣いてしまうかもしれないな、と思う。いつもは嬉しさと感動の場合以外、何があっても絶対に泣かないと決めているのだけど。今回は、きっとそうもいかないだろうと思う。まあいいか、まあいいじゃないか。六日後の自分を想像する。とりあえず進もう。今この椅子から立ち上がって、図書館を出て、40℃に迫る和歌山市の街にもう一度繰り出して、どこに行くか、何をするかを考えよう。散々ネットサーフィンして、行きたい場所をたくさん見つけてきた。どこから行こう、まずは美術館だ。近くに素敵な喫茶店もあった。時間次第ではそのまま電車に乗って、大仙古墳を見に行ってもいいな。 そんなこんなで、よし、と小さく声に出してわたしは立ち上がり、カウンターでお礼を言って本を返却してから、冷房が快適な図書館を後にし、駅前のバス停に向かった。
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読み聞かせと思って 借りた絵本だけど、子どもたちには 教科書にも載ってるし、超有名な絵本だということ。私ははじめて読んだけど、命の大切さがわかる、さすが教科書にのるだけあるな
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犬や猫の命は、人間よりずっと短い。わかっていても、「もっと一緒にいたかった」「何かできたはずだ」と、後悔が残る。最後のページを読んだとき、その後悔さえもすべて許されたような気がした。過ごした時間も、かけた言葉も、ちゃんと残っている。新しい命を迎えても、「ずっと大好き」という気持ち...
犬や猫の命は、人間よりずっと短い。わかっていても、「もっと一緒にいたかった」「何かできたはずだ」と、後悔が残る。最後のページを読んだとき、その後悔さえもすべて許されたような気がした。過ごした時間も、かけた言葉も、ちゃんと残っている。新しい命を迎えても、「ずっと大好き」という気持ちは変わらないのだと、当たり前のことを絵本に教えてもらった。ありがとう。 |解説│ https://aki-o1984.hateblo.jp/entry/2026/07/13/120000
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