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「夜と霧」をこえて ポーランド・強制収容所の生還者たち
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「夜と霧」をこえて ポーランド・強制収容所の生還者たち

大石芳野【著】

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「夜と霧」をこえて ポーランド・強制収容所の生還者たち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会
発売年月日 1988/09/01
JAN 9784140086124

「夜と霧」をこえて

¥1,655

商品レビュー

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2021/12/11

5歳で収容所に入れられたボジェナ・ガドムスカは言った。私は強制収容所症候群に苦しめられ、今でも収容所時代に受けた影響が心身両面に色濃く残っています。ちょっとぶつかっただけでも、骨を折ってしまうし内臓も弱く病気ばかりです。神経質で精神的にも当時の苦しさの記憶から一日も抜けられないの...

5歳で収容所に入れられたボジェナ・ガドムスカは言った。私は強制収容所症候群に苦しめられ、今でも収容所時代に受けた影響が心身両面に色濃く残っています。ちょっとぶつかっただけでも、骨を折ってしまうし内臓も弱く病気ばかりです。神経質で精神的にも当時の苦しさの記憶から一日も抜けられないのです。母は自分のパンを細かくちぎって私のスープの中に入れてくれま敷いた。でも、それがいまだに記憶に強く残っていて、パンの入ったスープを見ただけで当時の全てを思い出し、恐怖感に襲われてしまうのです。レストランで叫び声をあげてしまったこともありました。収容所には草が一本もなかった。囚人が食べてしまったからだ。誰もがそうだったが、子供たちのビタミン不足は見る見るうちに健康を冒していった。

Posted by ブクログ

2013/06/21

(1993.05.19読了)(1991.12.21購入) ポーランド・強制収容所の生還者たち (「BOOK」データベースより)amazon あまりにもおぞましくあまりにも崇高な…。あの体験の日々、そして戦後の終わりなき旅。希望をこえて、生還者たちは、いま日本のフォトジャーナリスト...

(1993.05.19読了)(1991.12.21購入) ポーランド・強制収容所の生還者たち (「BOOK」データベースより)amazon あまりにもおぞましくあまりにも崇高な…。あの体験の日々、そして戦後の終わりなき旅。希望をこえて、生還者たちは、いま日本のフォトジャーナリストに語りはじめた。 ☆関連図書(既読) 「戦争と占領」松本照男著、岩波ブックレット、1989.08.21 「カチンの森とワルシャワ蜂起」渡辺克義著、岩波ブックレット、1991.06.13 「闘った人びと」大石芳野著、講談社文庫、1988.10.15

Posted by ブクログ

2013/04/08

ナチスの強制収容所から奇跡的に生還した数少ない人々が、フォトジャーナリストでもある著者に語る収容所での実態と解放後。 解放から40年という歳月が過ぎても生き延びた人々の心の傷は癒えず、本人だけでなく子や孫も心の均衡を欠いているケースも多いということに胸が痛む。

Posted by ブクログ

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