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子どもの潜在脳力を知るバウム・テストの秘密 14年・20万例による不思議な実証
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青春出版社 |
発売年月日 | 1987/04/25 |
JAN | 9784413021234 |
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子どもの潜在脳力を知るバウム・テストの秘密
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子どもの潜在脳力を知るバウム・テストの秘密
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・幹はその子の本来の生命力の強弱。枝は情緒や知性の発達度を象徴し、葉はその自分をどのように見せるかという表現方法の形を表す。 ・空と大地を分ける地平線は、木の根とほぼ同じ高さに書かれるのがふつうですが、この絵の場合はかなり高い位置に置かれています。つまりは視線が「木=現実」より...
・幹はその子の本来の生命力の強弱。枝は情緒や知性の発達度を象徴し、葉はその自分をどのように見せるかという表現方法の形を表す。 ・空と大地を分ける地平線は、木の根とほぼ同じ高さに書かれるのがふつうですが、この絵の場合はかなり高い位置に置かれています。つまりは視線が「木=現実」よりもはるか遠くに向けられている状態です。 こういう絵を書くのは、遠い先のことばかりに気をとられ、現実というものをまるで見ていない子どもです。 …もっといえば「理想の自分」というものを非常に強く意識している子です。しかし現実はその理想にはほど遠いのですが、それを決して認めようとはしません。 …これは世間の評価をわりと気にして子どもを自慢したがる親に、小さいときから能力をはるかに超えた「理想的な子」として扱われてきた場合によく出てくる性格傾向です。いつも親が期待する理想の自分でいたいと思い、すでにそうなっていると思い込むことで毎日を生きているわけです。 だから努力することができません。それはすでになっているはずの理想の自分を否定し、だめな自分を認めるというおそろしく屈辱的なことになってしまうからです。 ・(絵の充実度と年齢の目安) 4歳→木を想像させる枝(幹らしいものはあるが、枝は無くて普通) 5歳→幹が分かれて枝になる 5歳後半~小学1年→枝が2本以上に分かれる 小学1~2年→根を想像させる絵、地面が描かれる。この年齢までは、木だけでなく花や鳥や蝶などの付属物を書くことが多い。 小学3~4年→枝が本格的に分かれる(太い、細いがはっきりしている) 小学5~6年→この年齢までは、画面の下のへりから木を書いても問題ない 中学生以上→枝が立体的に書かれる ・さて一般に「いじめ」の対象となる子供たちには共通した特徴があります。なにも弱虫だから必ずいじめられるというわけではありません。たとえ弱虫でも大声で泣き叫ぶなど“自己表現”のできる子は決していじめられないのです。ターゲットになるのは、いじめられてもおとなしく反応を示さない子供たちです。 ・木の輪郭だけしか書かれなくて、中身がまるで空っぽの木です。これは非常に攻撃的になっていて、もはや言葉では表現できないくらいに怒りが高まっているときです。電車のなかで足を踏まれた、肩が触れた程度のことでも、たちまち怒りを爆発させるような“一触即発”の状態です。 …こうした気分のときは、とても自分自身をふりかえる余裕はありません。常に意識は自分と外の境目にしか、社会との接点にしか向けられていない状態です。そのために中身が空っぽの輪郭だけの木しか書けないのです。 (秩父市立図書館)
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あまり知られてないが、実はとても優れたバウム本。絶版。著者自身の集めた何万?だったかの統計データが根拠として示されていないのが唯一、惜しい。ただ本書のサイン自体は極めて的確。(という印象。)やや断定的だが。
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