商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
発売年月日 | 1986/03/20 |
JAN | 9784022603661 |
- 書籍
- 文庫
八犬伝(上)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
八犬伝(上)
¥528
在庫なし
商品レビュー
4.5
17件のお客様レビュー
「里見八犬伝」の虚構…
「里見八犬伝」の虚構の世界と、作者滝沢馬琴の現実世界が交互に描かれる。
文庫OFF
ずっと気になっていた南総里見八犬伝を、あの山田風太郎氏がモチーフにした作品を書いていたのを知り、入手しました。 滝沢馬琴が葛飾北斎にあらすじを語るという形式で作品世界と2人のやり取りが交互になっている構成なのですが、江戸文化の大物2人をこんな風に扱えるのは流石は大御所です。 作品...
ずっと気になっていた南総里見八犬伝を、あの山田風太郎氏がモチーフにした作品を書いていたのを知り、入手しました。 滝沢馬琴が葛飾北斎にあらすじを語るという形式で作品世界と2人のやり取りが交互になっている構成なのですが、江戸文化の大物2人をこんな風に扱えるのは流石は大御所です。 作品世界はあらすじと原書の中間ぐらいのものも思われ、出来事は忠実に追いかけているものの当時の人々の息吹があまり感じられないのですが、それでもなお面白いことは間違いない。 このまま一気に下巻に進みます。
Posted by
滝沢馬琴が葛飾北斎らと交流する「実の世界」と、その馬琴が描いた八犬士が活躍する「虚の世界」が交互に繰り返される。 「実の世界」が会話メインの「静モード」だとすると、「虚の世界」はスリル満点の大活劇「動モード」。 美人や善人が容赦なく絶命していく展開に無常を感じつつ下巻へつづく…。
Posted by