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赤んぼう少女(文庫版) 楳図かずお作品集 角川ホラー文庫
775円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1994/10/06 |
JAN | 9784041608067 |
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赤んぼう少女(文庫版)
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赤んぼう少女(文庫版)
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
追悼の意をこめ再読。 「黒い猫面」…これは私が初めて出会った楳図先生作品だと思う。このお話から楳図作品の虜になる。 ニタリ…の表現には震えあがったな〜 顔をはぐシーンも忘れられない。 「赤んぼう少女」…赤んぼうが不気味で今まで可愛い赤ちゃんしかイメージしかないならショックで。 「怪談」…オチはわかるんだがそれでも怖い! 先生〜さすがですね。 存在はいなくなりましたが、先生の想像力は今でも健在ですよ! ぜひ〜
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「赤んぼう少女」 「黒いねこ面」 「怪談」 梅図先生の作品への映画の影響は大、だが、 今回はアルジェントを大いに髣髴させた。 巻末で大槻ケンヂが喝破しているとおり、 タマミちゃんはチャレンジ精神サービス精神にあふれていてけなげなんだよなぁ。
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子どもの頃「赤んぼう少女」を読んだときは、すごく怖かったのだけど、今読んでみると、タマミが憐れで泣けた。 お化粧や着るもので美しく見えるレベルのルックスではないのに、努力してみて、己の醜さに涙するタマミ。 悲しいときは古井戸に入って一人泣くタマミ。イケメンに恋して散々な扱いを受け...
子どもの頃「赤んぼう少女」を読んだときは、すごく怖かったのだけど、今読んでみると、タマミが憐れで泣けた。 お化粧や着るもので美しく見えるレベルのルックスではないのに、努力してみて、己の醜さに涙するタマミ。 悲しいときは古井戸に入って一人泣くタマミ。イケメンに恋して散々な扱いを受けるタマミ。凄い気力と体力と生命力があるし、頭も悪くないのだからその長所を生かして生きることもできたのに、負の方向へエネルギーを爆発させるタマミ。葉子よりずっと友達になれそう。 「黒いねこ面」は咎なく主君に殺された主人の仇を飼い猫が討つ話で、胸を打つ。壁に塗り込めたりしてポーが元ネタなのは間違いなし。 私が無実の罪で殺された場合、うちの猫4匹のうち仇討ちしてくれるやつはいないかなと考えたけど、ビビリ2匹、食ってりゃ満足1匹、誰にでも愛想振りまく1匹で該当猫ゼロ。化け猫になって仇討ちしてくれるのは頭が良くて、飼い主のみに愛情を持ち、体力と運動神経が良く、度胸と執念深さがある猫。かなり猫を選びます。猫に仇討ちを期待しないようにね。 「怪談」はハーンが元ネタ。 今都会に住んでるとこういう恐怖って全く身に迫ってこない。 だからこそ「赤んぼう少女」の化け物の悲哀が際立つのかも。
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