1,800円以上の注文で送料無料

どついたれ(文庫版) 手塚治虫名作集 21 集英社C文庫
  • 新品
  • コミック
  • 集英社

どついたれ(文庫版) 手塚治虫名作集 21 集英社C文庫

手塚治虫(著者)

追加する に追加する

どついたれ(文庫版) 手塚治虫名作集 21 集英社C文庫

705

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1995/03/01
JAN 9784087483093

どついたれ(文庫版)

¥705

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

手塚治虫氏の人生の危機が戦中~戦後にかけてのことなら、漫画家・アニメーション制作者としての最大の危機は、虫プロ倒産の時期か。後者において、債権者でありながら手塚氏に手を差し伸べた人物がいた。また、彼は、アトムに代表されるアニメーション制作の資金調達に不可欠な、版権・キャラクタービジネスと関わりを持つ人物でもあった。彼の戦中からの一代記を、手塚氏本人を含む実在人物と架空人物とを織り交ぜて描く。期せずして戦中戦後模様の作品を続けて読破したが、地べたを這いずり回るようなキャラの生き様が心を打つ。未完は残念。 初出1979~80年。

Posted by ブクログ

2012/10/27

これは名作! 未完だが、そんなことは関係ない。 戦後の焼野原で奮闘する若い連中が生き生きとしていて痛快! 大阪が舞台だけあって会話はほとんど関西弁。 しかもバシバシ啖呵が飛び交う。 戦争の悲惨さが背景にあるが、痛ましさよりドライなアナーキーさが前面に出ている。 暴力も恥も犯罪も不...

これは名作! 未完だが、そんなことは関係ない。 戦後の焼野原で奮闘する若い連中が生き生きとしていて痛快! 大阪が舞台だけあって会話はほとんど関西弁。 しかもバシバシ啖呵が飛び交う。 戦争の悲惨さが背景にあるが、痛ましさよりドライなアナーキーさが前面に出ている。 暴力も恥も犯罪も不謹慎もヘッタクレもない。 それでいて大真面目。 初めて読んだ時は終始爆笑した。 「今に見とれェ」 この反骨精神がたまらない。

Posted by ブクログ

2010/04/19

手塚治虫の隠れた自伝的作品。主人公の戦災孤児・哲(「はだしのゲン」の隆太を彷彿とさせる)、葛城製作所の若旦那・健二、ヒロやんトモやん、そして高塚修こと手塚治虫の戦中戦後が、大阪を舞台に物語を形作っています。哲のひたむきさ、登場する女性たちの儚さに泣けます。 「まさにこれから!」...

手塚治虫の隠れた自伝的作品。主人公の戦災孤児・哲(「はだしのゲン」の隆太を彷彿とさせる)、葛城製作所の若旦那・健二、ヒロやんトモやん、そして高塚修こと手塚治虫の戦中戦後が、大阪を舞台に物語を形作っています。哲のひたむきさ、登場する女性たちの儚さに泣けます。 「まさにこれから!」というところで未完に終わってしまっているのが残念すぎる名作です。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品