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不思議な少年(1)
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不思議な少年(1)
¥754
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商品レビュー
4.5
62件のお客様レビュー
2025.2.18市立図書館 柳沢教授シリーズをだいたい読み終えて、その巻末に載っていた新連載の情報もずっと気になっていたので借り始めてみる。永遠の生を持つ「不思議な少年」が古今東西のさまざまな場面に転生して俯瞰する「火の鳥」のような連作スタイルで、人間の光と闇をえがく。 この巻...
2025.2.18市立図書館 柳沢教授シリーズをだいたい読み終えて、その巻末に載っていた新連載の情報もずっと気になっていたので借り始めてみる。永遠の生を持つ「不思議な少年」が古今東西のさまざまな場面に転生して俯瞰する「火の鳥」のような連作スタイルで、人間の光と闇をえがく。 この巻は、「万作と猶治郎」「エミリーとシャーロット」「狐目の寅吉」の3エピソード。初出は「モーニング」2001年13号、23号、30号。 どれも読み応えがあるが同じ日に孤児院にひろわれた少女二人をえがいた「エミリーとシャーロット」が好きだった。「キャンディ♡キャンディ」や「小公女」やブロンテ姉妹などいろんな少女小説の要素がぎゅぎゅっとつまってて。 「狐目の寅吉」は柳沢教授の戦後篇を思わせるもので、りよはじめ個々のこどものスピンオフもできそうだった。乱世を繰り返させぬためにこどもは手にかけず生きる術と力をひきだそうとした寅吉が孤高のまま終わってしまいちょっと切なかった。
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いつの時代も、どんな国・場所でもその瞬間でしか理解に難しい習慣がある。 でも、置かれた状況に合わせる生き方も、それまでの常識を覆すような生き方も、それぞれが正しいとも間違っているともならない。 人間の生き方にテキストはないのだ。
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●狐目の虎吉 山下さんが描く、狐目は好きだ。 残虐な虎吉が何故人間的になったのかな。 子供たちのおかげかな。 自分の生存欲求が、子供達の為の生存欲求に昇華したのかな。
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