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宮本武蔵(新免武蔵)の青春期を描く漫画の第2巻です。 本位田又八が駆け落ちしたことで許嫁のおつうは孤独となり、新免武蔵は村人から追われる身となります。 本位田家のお杉にこの上なく恨まれた武蔵は森を逃げ回りますが、典馬の仇として(しかし慕ってはいない)弟の辻風黄平にも命を狙われるこ...
宮本武蔵(新免武蔵)の青春期を描く漫画の第2巻です。 本位田又八が駆け落ちしたことで許嫁のおつうは孤独となり、新免武蔵は村人から追われる身となります。 本位田家のお杉にこの上なく恨まれた武蔵は森を逃げ回りますが、典馬の仇として(しかし慕ってはいない)弟の辻風黄平にも命を狙われることになり、更には謎の僧侶である沢庵宗彭にも出くわします。 この二人、どちらも恐ろしい存在ですが沢庵はなかなかの曲者で…大好きになりました。 次巻にも期待します。
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武蔵が可哀想。又八の安否を伝えるためにわざわざ来てあげたのにこの仕打ちはあまりに酷いな。 沢庵がその分かっこいいな。あのちょび髭の侍と対峙して一歩も引かなかったシーンは最高にカッコよかった。また辻風と相対した時の覇気もすごかった。カッコよかったな。 過去回想のシーンのぼんやりとした絵柄が良かった。ああいうふうに描くのか。 最後沢庵の説得は心に沁みた。戦い続けて死ぬことの虚しさを見事に言い当てた気がする。母に捨てられ父に殺されかけ殺しの中でしか生きられなかった武蔵に対して、お前はそんな奴じゃない、闇から救おうとする沢庵はまさに仏のよう。 武蔵が生きていいのだと自覚するシーンは絵もすごく良かった。泣けた。 が、ここまで辛く苦しい生き方をしていたのならフリが少し足らない気もする。又八やおつうのように親しい友達はいたわけだし。一巻の段階では武蔵は戦闘時以外は気さくで良い人に見えたから、一巻の時からもっと過酷で心の荒んだ人間だという描写があれば今回の沢庵に救われる描写が感動的になったのではと思う。でも最初から辛い苦しい主人公だと読者がついてこなかっただろうから仕方ないのか。漫画って難しいな。
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