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三つ目がとおる(講談社漫画文庫版)(8)
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三つ目がとおる(講談社漫画文庫版)(8)
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
三つ目がとおる 1974~1978 この巻の長編は、三つ目の長編の中で一番好き。ワトさんの中に得られなかった母の面影を求めて、世の中をひたすら呪ってきた写楽が、過去ではなく今目の前にいるモアやセリーナと心を通い合わせて大切にしているから。 ヒロインがワトさんからセリーナに移った...
三つ目がとおる 1974~1978 この巻の長編は、三つ目の長編の中で一番好き。ワトさんの中に得られなかった母の面影を求めて、世の中をひたすら呪ってきた写楽が、過去ではなく今目の前にいるモアやセリーナと心を通い合わせて大切にしているから。 ヒロインがワトさんからセリーナに移ったのは、ワトさんはもう写楽のお母さんポジから動かせなくなったからだろうな。 ワトさん(お母さん)と一緒に過ごす時間の中で、人に心を許すことを覚えて成長したから、次は母親離れが必要だったんだ。 そして損得無しに一緒にいてくれて、一緒に成長していけるモアと、ワトさん以上に写楽と人生や感情を分かち合えるセリーナが現れた。 人生の初期に母親が奪われたように、ふたりともすぐに失われてしまったけど…。 この喪失を経た写楽がどう生きていくのか、ものすごく気になるけど、これでもうおしまいなんだよね。 絆創膏写楽と三つ目写楽の距離がどんどん近づいていってた様子を見ると、案外、絆創膏無しで高い知性を生かしながら、写楽なりの普通の人生を送るのかも。世界征服とか人類を滅亡させようとするのでなしに。 三つ目がとおるは、人生に価値があると信じられるような繋がりを、切望する人を描いた物語だ。 手塚治虫は人間の普遍的な感情をベースにして漫画を描いた。だから今でも鑑賞に堪えるんだろうな。
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「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク」。永遠のツンデレ王子・写楽保介とボクっ子の萌えキャラ・和戸さんが織りなす痛快伝奇SF漫画。「ブラックジャック」と並び、手塚先生1970年半ばの復活作品です。 オカルトブームに乗っかって、古代文明・遺跡を三つ目族の謎...
「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク」。永遠のツンデレ王子・写楽保介とボクっ子の萌えキャラ・和戸さんが織りなす痛快伝奇SF漫画。「ブラックジャック」と並び、手塚先生1970年半ばの復活作品です。 オカルトブームに乗っかって、古代文明・遺跡を三つ目族の謎とも関連させながら独自の解釈でたどっていくストーリーは秀逸。写楽と和登さんが繰り広げる学園コメディも微笑ましいです。
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