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「日本のアニメ映画」と言えば、宮崎駿監督によるジブリ作品が代表的ですが、

近年では『サマーウォーズ』『君の名は。』など、名監督による秀逸なアニメ映画が数多く公開されています。

アニメ好きにはたまらない映画・長編アニメーションを、監督別にご紹介します。

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ピックアップ

リズと青い鳥
  • 2018年
山田尚子

吹奏楽部に所属する高校3年生のみぞれと希美。最後のコンクールを目指す中、すれ違う心情を描いた『響け!ユーフォニアム』シリーズのスピンオフ。『聲の形』などを手がけてきた山田監督による作品。独特の映像美は本作でも健在です。二人の「尊さ」に心が爆発します。

パプリカ
  • 2006年
今敏

筒井康隆さんのSF小説を原作とした、他人と夢を共有できるデバイス「DCミニ」をめぐるサイコサスペンス。ベネチア国際映画祭に出品され、海外でも高い評価を得ています。独自のフィルムワークと、平沢進さんの音楽が見事にマッチした、今世紀絶対に見るべき一作です。

BLUE GIANT
  • 2023年
立川譲

世界一のジャズプレイヤーを夢見る宮本大が、ピアニストの雪祈、ドラマーの玉田と共に、日本最高峰のジャズクラブ出演に挑む。世界的ジャズピアニストの上原ひろみさんが、音楽を担当したことでも話題に。圧巻のライブシーン含め、全編ヘッドホンをしながら見たい映画です。

千夜一夜物語
  • 1969年
山本暎一

『千夜一夜物語(アラビアンナイト)』をモチーフに、原案・総指揮を手塚治虫、キャラクターデザイン・美術監督をやなせたかしが担当。独特の映像美と素朴さ、さらに実験的で斬新な表現が融合した作品です。朝ドラ『あんぱん』の影響で再注目されています。

シン・エヴァンゲリオン劇場版
  • 2021年
庵野秀明

自分のせいで荒廃した世界を救うため、シンジは再びエヴァに乗ることを決意する。TVアニメから続くエヴァシリーズの完結編。長年続いてきたアニメが終わりを迎える嬉しさと寂しさが胸にこみあげます。ラストカットの空撮実写映像には、庵野監督が好きなものを一つ入れているそう。

攻殻機動隊 新劇場版
  • 2015年
黄瀬和哉

公安9課の成り立ちを描いた「攻殻機動隊ARISE」シリーズから続く劇場版アニメ。素子を中心に、寄せ集めの集団が次第にチームとしてまとまりを見せていきます。アクションシーンや、近未来の電脳世界など、SF好きにはたまらない作品です。

押さえておきたいアニメ監督

細田守

1999年の『劇場版デジモンアドベンチャー』で監督デビュー。過去にはアカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど、日本を代表するアニメ監督のひとりです。

サマーウォーズ
  • 2009年

数学が得意な健二は、憧れの先輩・夏希から「ひと夏のアルバイト」に誘われ、長野県の上田市を訪れる。細田守氏を国民的アニメ監督にのしあげた作品。仮想世界「OZ(オズ)」と自然豊かな風景が対称的で心に残ります。

時をかける少女
  • 2006年

真琴は、時間を跳躍することができるタイムリープという能力を得る。かけがえのない時間を取り戻すためにそれを使うも……。筒井康隆さんによる同名小説を原作としつつ、ストーリーはアレンジされており、叔母の名前を「芳山和子」としているのが時かけファンにはたまらない!

新海誠

自主制作『ほしのこえ』でデビュー。手がけた作品は、国内外からも高い評価を得ており、日本が世界に誇るアニメ監督です。

君の名は。
  • 2016年

瀧くんと三葉の、入れ替わりが導く恋と奇跡の物語。日本中に旋風を巻き起こし、「新海誠」の名前を国内外に広く知らしめることとなった作品。すれ違う二人が、ようやくめぐり会えたときの感動はひとしお。美しい背景画も印象的です。

すずめの戸締まり
  • 2022年

幼少期に震災の被害にあい、九州で暮らすすずめが、イスの姿に変えられてしまった草太とともに、災いを引き起こす「扉」を閉める旅に出る。個人的に好きなのは、可愛らしいイスの姿なのに「すずめさん!」と呼ぶ声が松村北斗さんの低いイケボというギャップです。

押井守

タツノコプロに入社後、『うる星やつら』など数々の作品に参加。監督としての作品数はそれほど多くないが、独自の映像美は海外からも高い評価を得ています。

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊
  • 1995年

草薙素子率いる特殊部隊「攻殻機動隊」は、正体不明のハッカー「人形使い」を捜査することに。士郎正宗氏の同名漫画を原作とした、SFアニメの金字塔。脚本、演出、音楽が当時としては斬新で、日本のSFアニメだけでなく、海外作品にも強く影響を与えたと言われています。

イノセンス
  • 2004年

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の続編で、3年後が舞台。バトーら公安9課のメンバーが、少女型の愛玩用アンドロイドの暴走事件を追う。前作に比べてサイボーグを巡る哲学的なテーマが盛り込まれた作品。バトーの「恋物語」として見るのもおすすめ。

大友克洋

漫画家のかたわら、『幻魔大戦』でキャラクターデザインをつとめたことがきっかけでアニメーションにも携わるように。日本アニメ映画のさきがけとも評されています。

AKIRA
  • 1988年

2019年、「ネオ東京」と呼ばれる架空の都市を舞台に、ネオ東京をも滅ぼす力を持つ機密兵器「アキラ」の謎をめぐるSFアクションムービー。大友克洋氏の同名コミックを原作とし、自身が監督をつとめました。アニメ好きなら一度は見るべき伝説的アニメ。

MEMORIES
  • 1995年

大友克洋氏の短編コミックを原作にした、オムニバス形式のアニメ映画。『彼女の想いで』『最臭兵器』『大砲の街』の3話で構成され、それぞれ別の監督が手がけています。大友氏が監督をつとめた『大砲の街』は、全編をワンカットで制作した、まさに「記憶」に残る名作。

今敏

残した作品は少ないながらも、アニメ界に大きな衝撃を与えた超個性的監督。どの作品も中毒になること間違いなし。

千年女優
  • 2002年

かつて一世を風靡し、銀幕を彩った大女優・藤原千代子。突如として表舞台から姿を消し、人里離れた山村で生活していた。ある日、インタビュアーの立花が持参した一本の鍵を見て、遠い記憶を語り始める。現実と虚構、過去と現在が入り混じる独特な演出は、見た人を今敏ワールドへといざなってくれます。

東京ゴッドファーザーズ
  • 2003年

クリスマスの夜、3人のホームレスはゴミ捨て場で赤ちゃんを発見。わずかな手がかりをもとに、赤ちゃんの親を探すことを決意する。ジョン・フォード監督による『三人の名付親』から着想を得たとされ、現実的な設定の中にファンタジー要素を織り交ぜた大人向けの映画になっています。

山田尚子

京都アニメーションにアニメーターとして入社後、『響け!ユーフォニアム』シリーズの演出を経て、監督をつとめるようになりました。ハイレベルな演出力を発揮した作品づくりが魅力となっています。

聲の形
  • 2016年

聴覚障害を持つ硝子と、かつて彼女をいじめていた将也を中心に描いた涙なしでは見られない感動作。大今良時さんの同名コミックを原作とし、京都アニメーションがアニメ制作を手がけた名作です。映像美を堪能したい方にぜひおすすめ。

きみの色
  • 2024年

他人の「色」が見えるトツ子が、ひょんなことからバンドを結成することに。きみちゃん、ルイくんとともに過ごした、ひと夏の物語が描かれます。鮮やかな色とフワフワしたタッチが、まるでトツ子が見ている優しい世界をそのまま切り取ったかのよう。

名作だらけのアニメ映画・長編アニメーション

この世界の片隅に
  • 2016年
片渕須直

昭和初期。広島に住む、どこかマイペースなすずは、呉の周作のもとへ嫁ぐことに。幸せな生活だったが、やがて戦争の影を落としていく。戦時中の日常をやわらかいタッチで丁寧に描いた、庶民視点の戦争アニメの傑作。忘れてはならない記憶を後世につむぐため、全人類に見てほしい作品です。

犬王
  • 2022年
湯浅政明

室町時代に実在した能楽師の犬王と琵琶法師の友魚が、人々を熱狂の渦へといざなうミュージカルアニメ。小説『平家物語 犬王の巻』を、新進気鋭のクリエーター・湯浅政明氏が映像化しました。劇中の音楽シーンはどれも鳥肌モノ。

映画大好きポンポさん
  • 2021年
平尾隆之

映画プロデューサーのポンポさんに新作映画の監督を任されたジーンを通して、映画製作の舞台裏を描いたお仕事ムービー。作中での映画編集作業で出てきた同じカット割りを、同時に再現しているところなど、とてもワクワクする映画です。

茄子 アンダルシアの夏
  • 2003年
高坂希太郎

スペインで行われる自転車ロードレースを描く。『千と千尋の神隠し』で作画監督をつとめた高坂希太郎氏の監督デビュー作。カンヌ国際映画祭に、日本アニメとして初めて正式出品されたことでも話題になった作品です。続編『茄子 スーツケースの渡り鳥』もおすすめ。

花とアリス殺人事件
  • 2015年
岩井俊二

実写映画『花とアリス』の前日譚で、「友情の始まり」を描いた作品。転校生の有栖川徹子(アリス)は、奇妙な事件の噂を耳にする。どうやら不登校の同級生・荒井花(ハナ)が関わっているようで……。現実の風景、実際の動きをトレースした映像は必見です。

銀河鉄道の夜
  • 1985年
杉井ギサブロー

ジョバンニとカムパネルラは、星祭りの夜に銀河への旅に出る。宮沢賢治の同名童話を、登場人物のほとんどを擬人化した猫で表現したアニメ映画。美しい銀河の景色とともに、たんたんと進むストーリーは心を穏やかにさせてくれます。何故か何度も見たくなる作品。

金の国 水の国
  • 2023年
渡邉こと乃

水以外はなんでも手に入る「金の国」と、豊かな自然に囲まれているが貧しい「水の国」。それぞれの国出身のサーラとナランバヤルは、両国の戦争回避のために、偽りの夫婦を演じることに。形だけの夫婦だった二人が、徐々にお互いを意識しはじめる姿が、恋愛モノ好きにとってはたまらない!

シリーズ劇場版の中でも特に面白いのがこちら

劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師
  • 2024年
藤森雅也

行方不明になった土井先生が、ドクタケ忍者隊の軍師に――!? 乱太郎、きり丸、しんべヱはもちろん、上級生や山田親子まで大奮闘! 笑って泣いて胸が熱くなる傑作。子供向けとあなどるなかれ、大人も夢中になれる作品です。

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
  • 2023年
古賀豪

のちに目玉おやじとなる鬼太郎の父と血液銀行に勤める水木が、とある廃村に渦巻く陰謀に巻き込まれていきます。「昭和」「閉鎖的な村」「因習」そして「妖怪」。これらを見てピンと来た人は絶対に見てください。

THE FIRST SLAM DUNK
  • 2022年
井上雄彦

1990年代に人気を博したバスケ漫画の金字塔がスクリーンに帰ってきた! アニメでは描かれなかった山王戦を、宮城リョータの目線で描いた作品。なんと、原作者の井上先生が自らメガホンをとりました。鳥肌が立つほどの興奮を味わいたい方におすすめです。

ONE PIECE STAMPEDE
  • 2019年
大塚隆史

海賊・海軍・革命軍など、普段は敵同士のメンバーが共闘。「鬼の跡目」と呼ばれたダグラス・バレットに挑みます。人気キャラクターやまさかのあの人も登場する、オールスターのお祭り映画。ワクワクと興奮が止まりません!

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