著者:米澤穂信
KADOKAWA
信長に反旗を翻し有岡城に籠城した荒木村重は、戦の最中ながら城内で起こる難事件に翻弄される。そこで、土牢の囚人である黒田官兵衛に事件解決を求めるが……。「天才軍師」官兵衛の謀る、衝撃のラストに目を見張ります。
先月発表された直木賞。近年では時代小説が候補作に入るなど、コアなファン以外の方にも注目されるようになってきました。本作も2021年下半期の直木賞受賞作で、ミステリーと見事に融合した新感覚の時代小説となっています。
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