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後ろ姿のない男 高田繁と日本野球の70年
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後ろ姿のない男 高田繁と日本野球の70年

村瀬秀信(著者)

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後ろ姿のない男 高田繁と日本野球の70年

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2026/08/27
JAN 9784163921402

後ろ姿のない男 高田繁と日本野球の70年

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商品レビュー

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2026/09/19

優れた野球人とは、選手としての力はもとより、無頼でヘンな人で大金も持ってるから、すなわちすごいんだ!……と、誰が決めたのか。いや、俺ら庶民はそう思い込んじゃっているのか。 実はそういうイメージから程遠い高田繁こそは、この本を読めばすぐわかるが、「マジですごい野球人」なのである。...

優れた野球人とは、選手としての力はもとより、無頼でヘンな人で大金も持ってるから、すなわちすごいんだ!……と、誰が決めたのか。いや、俺ら庶民はそう思い込んじゃっているのか。 実はそういうイメージから程遠い高田繁こそは、この本を読めばすぐわかるが、「マジですごい野球人」なのである。浪商、明治、V9時代の巨人という王道の中の王道をすべて主力選手として脱落することなく生き抜き、引退後はあまた当時の弱小チームの監督・GMで存分に(その大部分をバックヤードで)強化力を見せ、野球人として生き抜いてきたという経歴は、完全に半端ない。 では、なぜ過小評価されてしまうのか。要するに、あえて自らそれを語るを良し!としてこなかったからである。そして、クソの付くほど常識人であり(俺らがプロ野球人に期待してしまう「大バカさ」とか「豪放磊落」「常人ならざる言動」なんぞとは、この人は一切無縁だ)、マスコミと派手に渡り合うとか、飲み歩くとか、いじって楽しい武勇伝(つまりコンプラ違反)の属性なども、一切なかったからである。 大体において、政治の世界なんかでも、闇将軍は堂々と「闇将軍」と言われてて全然闇じゃなかったりするのだが、こと近年の高田繁の仕事ぶりは、本当にブラックボックスであった。もっとも、発言するのは自分の仕事にマイナスだから、この人は対・世間には何も言ってこなかったに過ぎないのだが。 で、そのほぼ全てが初出しの内容と言っていい本書を読めば、その肉声でもって、高田繁の真の実力と球界への貢献度が一目瞭然なのである。もしも、4番かエースならざれば監督ならずという巨人の不文律がなくば、高田巨人が存在してて、またすごい時代を迎えたんじゃないか……とか、否、そのおかげでこの稀有な野球人はファイターズへ、ベイスターズへとGMで渡り歩いて、球界全体を良くしてくれたんじゃないか……とか、妄想からリアルまで、様々なことを思ってしまうのだ。 多分に本音しか話していない高田の舌鋒は、鋭い。特に苦言は! かといって、メチャクチャな老害のそれではない。筋立っているのだ。ブー垂れてるだけの人ではないからこそ、その言葉は突き刺さる。逆に、野球の制度であれ人間であれ、褒めるべきものは徹して褒める。状況を常に俯瞰できている証左でもある。 自他共に認める「どこの派閥にも属さない一匹狼」で、権謀術数なしに全うしえた野球人生には、驚愕しかない。だってここは日本社会ですよ? 最初から最後まで、内容のインパクトはメチャクチャ強い。あまたゴーストの書いた「野球人の自著」など、屁でもない。 本書が出た後に、有名な著書もあられる、とある野球識者さんと話す機会があったが、その方は開口一番「これの書き手が村瀬さんで、本で出してくれて、本当に良かったですね!」と、下手すれば商売敵に対して、一点の曇りもないトーンで言われた。 それもその通りで、まさにその取材3年の執念と食いこみ方と知識なくして、この「本物」の日本プロ野球裏面史が表に出ることは、絶対なかったであろう。と同時に、本書が前述のような凡百ゴーストによる「高田繁・著」の本ではなく、村瀬秀信・著であるところの意味合いというのも、またしみじみと感じられるというもの。この稀有な野球史にして野球秘録、今知らなければ、もったいない!

Posted by ブクログ

2026/09/01

高田繁の球歴イコールエンターテイメントとしての日本のプロ野球が劇的に変化した歴史に繋がる事が理解できた。球団経営とは異なる、「チーム作りの歴史」の生きた証言の数々。 チームの良し悪しは現場の監督よりも編成で決まる。監督が直接勝利に寄与できるのは多くて年に10試合ぐらい。でもその...

高田繁の球歴イコールエンターテイメントとしての日本のプロ野球が劇的に変化した歴史に繋がる事が理解できた。球団経営とは異なる、「チーム作りの歴史」の生きた証言の数々。 チームの良し悪しは現場の監督よりも編成で決まる。監督が直接勝利に寄与できるのは多くて年に10試合ぐらい。でもその10試合を落とすか取るかでそのチームの年間の成績は全然違う、という言葉は重かった。 他にも興味深いところは沢山あったが、一番笑ったのは糸井嘉男が野手転向した際に、全然言うことを聞かない糸井に手を焼いたコーチが参考にしたのが「子犬のしつけ」と言う話には大笑いしてしまった。

Posted by ブクログ

2026/07/17

【希代の野球人・高田繁、大いに語る】選手、監督、さらにGMとして昭和、平成、令和の野球界を駆け抜けた高田繁が語る勝てる組織論。70年にわたる野球人生の集大成!

Posted by ブクログ

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