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一夜 隠蔽捜査 10 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2026/08/28 |
| JAN | 9784101321677 |
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一夜
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
刑事部長の竜崎のもとに舞い込んできたのは、有名作家の誘拐事件。だが犯人からの要求はない。刻一刻と時間が過ぎる中、SNS上で誘拐事件のことが拡散された。ようやく現れた犯人からの要求は、マスコミに事件のことを公表せよというものだった。 やがて誘拐されていた北上は無事保護され、被疑者も逮捕された。だが被疑者は闇バイトに応募して誘拐をしただけで、黒幕の素性はわからないままだった。そんな中竜崎は、北上の同業者であるミステリ作家の梅林に意見を求める。それにより竜崎は、北上の誘拐は何かしらの陽動なのではないかと推理する。時を同じくして、東京都内で殺人事件が発生する。被害者はその昔作家活動をしており、北上との間で対立があったことが判明した。そこで竜崎は、誘拐は北上本人が企んだことで、誘拐されたことで殺人事件のアリバイをつくろうと画策したことを見破る。 原理原則を重んじ、ときに柔軟な発想で快刀乱麻を断つ竜崎の活躍が痛快なシリーズ。本作では、作家が抱える複雑な感情や矜持なども深く描かれていることで物語に厚みが生まれている。さらにこのシリーズは、事件と並行して家族の問題も解決していく点が面白い。 好きな作家に会えることになってはしゃぐ伊丹がかわいい。
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初刊から愛読しているこのシリーズの魅力は、何と言っても、竜崎の「原理原則」を貫いて生きる姿にある。特に初期の作品は何度も読み返しており、実生活で判断に迷ったときには、必ずこの言葉に立ち返るほど、私にとって大切な教訓となっている。 通算13作目となる本作も、抜群のテンポの良さで一...
初刊から愛読しているこのシリーズの魅力は、何と言っても、竜崎の「原理原則」を貫いて生きる姿にある。特に初期の作品は何度も読み返しており、実生活で判断に迷ったときには、必ずこの言葉に立ち返るほど、私にとって大切な教訓となっている。 通算13作目となる本作も、抜群のテンポの良さで一気に読み終えた。ストーリーの結末はある程度見えていたものの、今回新鮮に感じたのは、竜崎の発言や行動に、これまでにない柔軟さや人間味が垣間見えたことだ。 彼の「原理原則」は、決して形骸化したルールではない。時代や状況の変化に応じて、しなやかに進化していると感じた。ブレない芯を持ちつつ、柔軟さを身につけた竜崎が、これからどのようなドラマを見せてくれるのか。今から次作が楽しみでならない。
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