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デジタル社会の歩き方
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デジタル社会の歩き方

竹田ダニエル(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2026/08/20
JAN 9784065444894

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商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2026/10/01

インターネットから受ける影響や社会的な価値観の変化、カス化するSNS、AIスロップ、AIが起こす「脳の腐食」、AIサイコーシス、SNSが息苦しい…。 気になりすぎる内容ばかりで読まずにいられなかった。 特に読みたかったのがオフラインについての章。 最近のSNSを見ていて感じるアナ...

インターネットから受ける影響や社会的な価値観の変化、カス化するSNS、AIスロップ、AIが起こす「脳の腐食」、AIサイコーシス、SNSが息苦しい…。 気になりすぎる内容ばかりで読まずにいられなかった。 特に読みたかったのがオフラインについての章。 最近のSNSを見ていて感じるアナログへの回帰。 紙の本を読んだり、編み物をしたり、フィルムカメラやチェキを使って写真をプリントしたり、有線イヤホンや昔の音楽プレーヤーが流行っていたり、それらの行為は一体なぜなのだろうと気になっていた。 この動きは、単なるアナログ回帰ではなく、「自分の時間と記憶をどこに預けるか」という本質的な問いが込められている。 現代はインターネット空間に常に繋がっている。 ログインすることよりもログオフすることの方が、強い意志を必要になる。 どこまでをオンラインに委ね、どこからオンラインから切り離すのかという線引きを、自分の手に取り戻そうとする「抵抗」の試み、という表現がすごく腑に落ちた。 「アナログな時間を求める欲望は現実逃避ではなく、むしろ現実と向き合い続けるための緩衝地帯を確保しようとする試みとして捉え直す」 という著者の考えに、SNSで流れてくる彼らの空気感が、解像度を上げて、言語化されたような気持ちになった。 ネットが人間に与える影響について、細かい取材や観察にもとづいた記録であり、特定の結論はない。 誰もが同じインターネットを見ているわけではない時代で、インターネットと社会と人間を理解するためのスタート地点としての気付きを与えてくれる本だった。

Posted by ブクログ

2026/09/25

特に印象に残ったのは、インターネットやSNS、AIなどによって簡単に多くの情報を得られるようになったからこそ、情報をそのまま信じるのではなく、「本当に正しいのか」「誰が発信しているのか」を考える必要があるという点です。 また、デジタル技術に振り回されるのではなく、自分の目的に合...

特に印象に残ったのは、インターネットやSNS、AIなどによって簡単に多くの情報を得られるようになったからこそ、情報をそのまま信じるのではなく、「本当に正しいのか」「誰が発信しているのか」を考える必要があるという点です。 また、デジタル技術に振り回されるのではなく、自分の目的に合わせて上手に活用することが重要だと思いました。これからさらにAIやデジタル技術が身近になる中で、単に使い方を覚えるだけではなく、自分で考え、判断しながら使う力を身につけたいです。

Posted by ブクログ

2026/09/05

SNSやインターネットに対する強い絶望感と危機感が伝わってくる。かつてインターネットはたまに訪れる空間だった。しかし今や、プラットフォーム資本主義とアルゴリズムの支配により、常時接続を強いられる逃げ場のない空間へと変貌を遂げたことを指摘している。 特に恐ろしいのは、アルゴリズム...

SNSやインターネットに対する強い絶望感と危機感が伝わってくる。かつてインターネットはたまに訪れる空間だった。しかし今や、プラットフォーム資本主義とアルゴリズムの支配により、常時接続を強いられる逃げ場のない空間へと変貌を遂げたことを指摘している。 特に恐ろしいのは、アルゴリズムが滞在時間を延ばすために「怒り」や「不快感」、極端な二元論を意図的に増幅させている点だ。「ショート動画政治」なる言葉を目にしたけど、世の中全般的にそうなっているのだろう。グラデーションのある曖昧さや思索は排除され、無意味で刺激をもたらすコンテンツが脳の腐敗を引き起こす。そうした殺伐とした環境に疲れ、誠実で良心的な人々から順にログオフしていくことで、ネット空間にはさらに悪意と敵意が濃縮されていくという地獄絵図が描かれる。 ネットから離れること自体が、「贅沢品」になってしまったというフレーズもまた恐ろしい。アルゴリズムに差し出される無駄な刺激に身を委ねるのではなく、意識的に距離を置いて、五感を通じたリアルな対話や曖昧さを受け入れる感性がなくなっていってしまうのだなと絶望する。 「映画を含む芸術作品が持つ曖昧さを許容できない世の中は、実在する人間の曖昧さも許容できない世界に繋がってしまうだろう」という言及がある世の中になっているのもまた悲しい。

Posted by ブクログ

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