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可燃物 文春文庫
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可燃物 文春文庫

米澤穂信(著者)

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可燃物 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2026/09/02
JAN 9784167925543

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商品レビュー

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46件のお客様レビュー

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2026/10/09

群馬県警捜査第一課の葛警部が解き明かす五つの事件。冷静に見定め、論理的に解決していく過程が面白い。 犯人以外の、事件の関係者の事件後のことが描かれているのも好み。

Posted by ブクログ

2026/10/09

ストーリーも分かり易く丁寧で、徐々にヒントを与えてくれる謎解き番組のような形式に近い。 推理モノに有りがちな特段難解なミステリでもなく、主人公も特に癖が無く余計な事を喋り回らない。この辺りの良い意味の平坦さは、読者をさも自分が葛になった様な気分で推理を楽しませる仕掛けにしてあるの...

ストーリーも分かり易く丁寧で、徐々にヒントを与えてくれる謎解き番組のような形式に近い。 推理モノに有りがちな特段難解なミステリでもなく、主人公も特に癖が無く余計な事を喋り回らない。この辺りの良い意味の平坦さは、読者をさも自分が葛になった様な気分で推理を楽しませる仕掛けにしてあるのだとも感じる。 ただ、とは言いつつもやはり少し難しいから、アレコレ考えながら読み進めてる内に壁にぶつかっちゃうのだけど、良いタイミングで葛が常に一歩リードした推理を小出しで提示しながら読者を渋く引っ張って行ってくれる。コレもまた良い。 真相に辿り着くラストはいつも現実は小説の如く奇なり。リアルでないようでこれがリアルなんだとしみじみ感じさせられる。普段流れる何気ない夕方のニュースなんかでも、裏を覗けばこんな感じなんだろうなと詠みながら思いをめぐらせたり。 本作は一貫して辛い事や悲惨なシーンも大袈裟に書かない。そこは読み手にどう捉えるかを任せている。その辺りも、自分がこのストーリーの主人公になれてる気分になれる心地良さがある。 全体的に地味といえば地味だから爆発的な面白さがある訳ではないし、暗く物悲しいシーンも多い。にも拘わらず終始ネガティブな気持ちにならず、読める。おみそれしました。

Posted by ブクログ

2026/10/08

5つの短編から成る本作。 正直なところ、1章から4章までは面白くない。ハードボイルドを書こうとして力んで失敗。著者ならではのすっと入ってくる読みやすい文章を損なっていた。いちいち突っかかるように読みにくい。設定説明のオンパレード。 ところが、である。第5章だけ面白いのだ。 巻末の...

5つの短編から成る本作。 正直なところ、1章から4章までは面白くない。ハードボイルドを書こうとして力んで失敗。著者ならではのすっと入ってくる読みやすい文章を損なっていた。いちいち突っかかるように読みにくい。設定説明のオンパレード。 ところが、である。第5章だけ面白いのだ。 巻末の出典を確認すると、第1章が発表された3年後に、第5章が発表されている。ハードボイルドがなじんできた、書き手として成長を遂げたのだろう。 相変わらず結末を含めると全ての章が物足りない。心を動かすような作品は無く、もっと清々しくなれないものかとも思うが、読み進めている間は間違いなくおもしろい作風。そこにハードボイルドが加わった先、著者の作品が楽しみではある。 単に無駄を排するだけでなく、中心に据えなくとも、葛の人柄が滲み出るような一節が欲しい。等身大の人間を、見たい。

Posted by ブクログ

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