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ソリティアおじさんがいた頃
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2026/07/07 |
| JAN | 9784163921419 |
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ソリティアおじさんがいた頃
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商品レビュー
3.2
20件のお客様レビュー
30年くらい前、昼休みにソリティアをしていたおじさんを思い出した。 仕事中もしていたのかなと思ってしまった。 物語は、火事で亡くなったソリティアおじさんのことが元職場の女性の京都弁でテンポ良く語られる。「知らんけど」と言う方言が何回も出てきて、懐かしい。 印象的な文章 ⒈焼かれた...
30年くらい前、昼休みにソリティアをしていたおじさんを思い出した。 仕事中もしていたのかなと思ってしまった。 物語は、火事で亡くなったソリティアおじさんのことが元職場の女性の京都弁でテンポ良く語られる。「知らんけど」と言う方言が何回も出てきて、懐かしい。 印象的な文章 ⒈焼かれたというのでもなく、焼いたというのでもなく、ただ焼けたのだと思えば、だれのせいでもなく、事実を事実のまま受け止めることができる。 ⒉人生が行き詰まるのではない、人間の思いが行き詰まるのです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
三山味噌で働いていた黒野田さん(ソリティアおじさん)が火事で亡くなった。黒野田さんの最後の弟子にあたる海史の彼女である古井瀬瑠奈が主人公。彼女の視点で物語が進む。物語の調子は関西弁で貫かれ、とても軽い感じがする。瑠奈は海史の代役として黒野田さんの通夜に参列する。喪主である黒野田さんの娘との出会いがあり、海史との別れありで、物語のベクトルは定まらない。瑠奈と海史、味噌とチョコ、父と娘、など対立構造がありそうでないような、フワフワとする感じ。そこが読んでいて気持ちいいところである。ただし、作品が出す主張のようなものを感じ取れず、それで良いような気もするし、読み取れていない自分が残念なような気がする。
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まずタイトルが秀逸。少しドキッとさせられ、思わず手に取ってしまう。タイトルからもっとシニカルな内容を想像していたけど、とても優しい小説だった。どの「ひょんなこと」が自分の人生に影響を及ぼすか想像もできない。だからこそ、見落とさないよう。
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