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君が手にするはずだった黄金について 新潮文庫
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君が手にするはずだった黄金について 新潮文庫

小川哲(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2026/06/24
JAN 9784101069715

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商品レビュー

3.8

94件のお客様レビュー

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2026/09/17

頭がこんがらがるような不思議な読み心地。 「プロローグ」 別れる理由がひどい。 「小説家の鏡」 ハマる人の気持ちが分かる。 こんなに疑い深い人でも委ねてしまいたくなった瞬間があるんだもの。 「君が手にするはずだった黄金について」 愚かな人っているよねー、位の感想だったのに「...

頭がこんがらがるような不思議な読み心地。 「プロローグ」 別れる理由がひどい。 「小説家の鏡」 ハマる人の気持ちが分かる。 こんなに疑い深い人でも委ねてしまいたくなった瞬間があるんだもの。 「君が手にするはずだった黄金について」 愚かな人っているよねー、位の感想だったのに「みんな本物だよ」の一言でちょっとだけ詐欺師の彼に同情心がわいた。

Posted by ブクログ

2026/09/17

まだ読んでる途中だけど、とりあえず今回の主人公はどんなに頑張っても可能世界のひとつにトレーダーは入らなさそうだなと思った

Posted by ブクログ

2026/09/16

小川さんが物語に出てくるので、ノンフィクションだっけ?と思えば、フィクションのお話だった。おもしろいなあ。こういう屁理屈、理屈、捻くれた独自性のものの見方が大好きだ。滑らかな言語化に、読んでいて快感すらあった。 同じ哲学の徒として、うなるような表現が多い。 なかでも就活の話と黄...

小川さんが物語に出てくるので、ノンフィクションだっけ?と思えば、フィクションのお話だった。おもしろいなあ。こういう屁理屈、理屈、捻くれた独自性のものの見方が大好きだ。滑らかな言語化に、読んでいて快感すらあった。 同じ哲学の徒として、うなるような表現が多い。 なかでも就活の話と黄金律と銀色律の話がいい。 自分の人生を円グラフで表す、一貫性をもった人生そんなのつまらないに決まっているさ。急に気持ち悪いルール、就活マナーがあり困惑し新卒就活に苦しんだ自分に思いを馳せた。あの、なんとも言い難い不快感をここまで具体的に言葉にできるとは。 続いて黄金律と銀色率の話自分にとって良いと思うから他人にもするのが黄金律で、自分がされたくないから他人にはしないのが銀色律。 一見すると、どちらも他者を思いやるための原則に思える。しかしながら、人によって自分にとって良いこともされたくないことも違う。善意で差し出したものが、相手にとってはおせっかいになったり、迷惑になったりする。 人に親切にすることさえ、自分の価値観から完全には逃れられない。自分の物差しと自分以外の物差しは目に見えず理解するのは容易でない。 そして、SNSが発達した現代ならではの自己承認欲求の満たし方にも考えさせられた。 そして、他人の褌を借りてまで自慢したいのか、という人間の愚かな欲望にも、思わず笑ってしまった。誰かの功績や権威を借りて、自分まで立派になったように見せたい。その滑稽さを、ここまであけすけに言葉にしてしまうのがいい。承認欲求って恐ろしいや。 そこにある虚しさや愚かさ、人間の弱さまで含めて、妙にリアルだった。 理屈で人間を切り分けていくようでいて、最後には理屈では割り切れない人間そのものが残る。 こういう本好きだなあ。

Posted by ブクログ

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